カテゴリ:演奏会
演奏は掛け値なしです。
大阪 フェスティバルホール 大フィル 第9シンフォニーの夕べ 大植英次指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団・合唱団 ソプラノ スザンネ・ベルンハート アルト スザンネ・シェーファー バリトン トマス・クーリー バス サイモン・カークプライド 最後のフェス・・・感傷なしに、この場に居合わせることは不可能でしょう。 タイトルにも書いたけれど、来年にはこのホールはない。そう思って、あちこち見て回ったのだけれど・・・確かに、定期演奏会、シンフォニーでやることになんら異議を申し立てる気持ちはないのだけれど、フェスでやる演奏会、というものの「存在感」に代わるもののないことにあらためて考えが至る。 フェスが満員の聴衆で埋め尽くされるときの名状しがたい祝祭感・・・これぞ大阪、大阪の交響楽、という感慨。その様を、一階席の自分の席から見上げるとき、この「存在感」「空気感」こそが、何にも代えがたい「財産」である、ということを思い知らされますね。 そして、「大阪のオケ」を、「音楽監督」が指揮して、ベートーヴェンの第9を「大阪の聴衆」に聴かせる、ということ・・・このこと自体が、一種の「文化財」・・・除夜の鐘に匹敵するものではありますまいか。 演奏は、大植英次渾身の熱演。その一方、透明な抒情にも満ちたもの。その意味で、振幅の大きな、ダイナミズムに満ちた佳演としていいでしょう。4楽章など、昨年を凌駕する極めて凝集力の高いもので、最初か最後まで弛緩することのない、これ以外にはない、と思わせるまでの説得力をもったもので、これを聞いただけでこの場に居合わせた価値があろうというもの。 今日を僕は忘れない・・・・この場に居て本当に良かった。フェスからの帰り道、大阪の風景を見ながら、そう思ったぐすたふお父さんなのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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フェスティバルホールの第九のポスターに書かれた『SOLD OUT』の文字、そして開場前からの黒山の人だかり、『チケット譲って下さい』のプラカードを挙げてる人・・・・大阪の最大級の抵抗や根性を感じました。
28日から第九三昧です、今日も行ってきます!! (December 30, 2008 01:35:59 PM)
jupiterさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。 >フェスティバルホールの第九のポスターに書かれた『SOLD OUT』の文字、そして開場前からの黒山の人だかり、『チケット譲って下さい』のプラカードを挙げてる人・・・・大阪の最大級の抵抗や根性を感じました。 大阪は墜ちない、ですよ。絶対に、墜ちない。 5年後にまた、皆さん、ここで・・・歴史が刻まれる場所で、ご一緒しましょう。 (December 30, 2008 11:34:33 PM)
さんごくていおれいさんごくていおれいさんごくていおれいさんごくていおれい
http://xn--pckua8b4hB5010c1j1c.com/ (May 4, 2010 11:42:35 AM)
さこだpふぁじゃさこだpふぁじゃさこだpふぁじゃさこだpふぁじゃ
http://xn--cck0cya3lu30nqXgps3h.com/ (June 19, 2010 05:17:42 PM)
三重県だよ三重県だよ三重県だよ三重県だよ
http://foxjapanonline.com/deai/23_01.html (November 20, 2010 06:47:22 PM)
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