シャスタからマヤ文明へ
今日はいよいよマヤ文明が栄えたメキシコのユカタン半島に出発します。連日の明け方までかかるような緊急セッションの連続の毎日の中で マヤについては書きたいと思った記事を書く時間のスペースはありませんでしたがやっぱり どうしても この地に赴くことになった出発点を書いておかないといけないと思い今 大急ぎで書いています。今日の成田は雪です。さて 時間軸は私たちが昨年シャスタを訪問した時にさかのぼります。シャスタ山に行かれた方であれば シャスタの美しい自然をめぐる旅のなかで洞窟めぐりが そのメインイベントの一つとなっていることをご存知であると思いますがこの地下洞窟のなかでも 特別に宗教的、精神的な場所としてあげられいるところがプルートケイブという場所です。ここはかつて先住民の人たちが出産する場として使用したと言われる聖なる場所です。また ここを訪問した方の多くが様々なビジョンを見たと報告している場所でもあります。ある人は 地下世界に入るビジョンを見たといい また ある人は母親の胎内に入るビジョンを見たといい、 またある人は沢山の精霊に出会ったと言い、、。とにかく 思い思いのビジョンが現れる場所のようです。さて 私がこの地に入った時のことをお話しましょう。地上からの入り口はこんなところです。どんどんと中に入っていくと なんとも言えないプレンドリーな懐かしいエネルギーがやってきます。それは私が来るのをずっと待っていたような ずっと前から そのエネルギーたちとは知り合いであったような、、、。私は持っていたカメラで写真を撮ってみました。それには 沢山のオーブが写っていました。彼らに意識を向けていき 私が見たビジョンは 彼らが先住民のインディアンであって私は彼らのシャーマンであった過去生です。アメリカ先住民は ホロコーストに匹敵する数が虐殺されることになりますが虐殺された後に魂たちが 心の依りどころとした場所が 聖なる地の此処であり彼らの魂の導き手として 彼らが信頼を寄せている存在がシャーマンなのでした。なんともいえない フレンドリーで暖かいエネルギーと同時に すがるエネルギーもどんどん集まってきます。オーブが 洞窟の向こうから どんどん集まって来ていました。私はしばしこの洞窟の中で祈りを捧げました。この私とご縁ある存在たちを癒し、感謝し 祝福する静かな時間がしばらく流れました。やがて シャスタツアーの皆に呼ばれて 出口に向かって歩き始めた時に私の目の前に 30センチほどの鳥の羽が まるで祭壇に綺麗にお供えしてあるような形で現れたのです。(3次元の物質として現れました。)これで 儀式をして欲しい というメッセージがやってきました。私は思わずそれを手にとって 彼らのためにその儀式を行いたいという願望が強烈に湧き上がってきたのです。しかし いっぽうでは その儀式では より高い光の場へ行くだけの大いなる光を降ろしてこれないのだという気持ちもわいてきました。アメリカインディアンのシャーマンたちの あの当時の意識レベルの限界が彼らが征服され 滅びていくことを許してしまったのだという後悔の気持ちもわいてきました。両方の気持ちが 私の心の中でぶつかり合ってこう決めたのです。「この羽はやっぱり 置いていこう!でも 私は皆を見捨てていくのではない。 するべきことは別にあるのだ!」そう決意して 私は彼らの感謝してその羽をプルートケイブにおいていったのでした。地下洞窟から出てきた私たちの目の前には シャスタ山が美しい姿を現していました。アメリカ先住民族が征服者たちによって 絶滅させられていった その一昔前の雛形はメソアメリカと呼ばれる地域にあるように感じました。メソアメリカですが マヤ、アステカなど 多くの文明を興した場所でありながらヨーロッパから来た征服者によって 滅ぼされました。よし! 次はその場所に行こう!!このプルートケイブで 私は今日のマヤに向かって出発をするというエネルギーを宇宙に向かって突き上げたのでした。私の心は アメリカ先住民族とヨーロッパから来た征服者たちの尊い学びと共にあります。彼らの和解と現代平和社会への日々の取り組みを大切に感じながらマヤ文明の後を訪問していきたいと願います。では もうそろそろホテルを出なければいけない時間になりました。成田の雪も止んだようです。 良い旅になりますように。