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カテゴリ:NPO
この日の講義は企業のCSRについて。
CSRというのは「企業の社会的責任」のこと。 これからの企業は、社会に対して責任を果たし、 なんらかの貢献を担っていくようでなくては通用しなくなる。 そして社会貢献活動には、NPOと協働するあり方がキーとなってくる。 その形は、 1)チャリティー型 :NPOに企業からなんらかの寄付(資金・資材・場所の提供など)をする 2)トランズアクション型 :NPOと企業がお互いに強みを提供しあい、協働することで、相互にメリットが生まれる 3)インテグレーション型 :NPOと企業が社会的使命を共有し、統合的に機能しあう協働のかたち というように1)→3)へと進化していくのが理想。 この講義を受けた後、 帰宅してみると、たまたま電気量販店のダイレクトメールが入っていた。 その中に環境保全団体の新聞が同封されていたが、これなどはチャリティー型の協働だろう。 企業は自分のダイレクトメールに環境団体の新聞を同封することで、 環境保全活動を広める手段を提供している。 このことで企業は一般市民に対してイメージUPを図れることになる。 今後は、 こうした社会貢献活動が企業のひとつの指標として成り立つだろう。 その企業から物を買うかどうかの判断も、その指標をもとにする人が増えていくに違いない。 私なら、環境によい活動をしている企業を応援したいと考えるし、 同じ物を同じ値段で買えるのであれば、 賛同できるような活動を積極的に行っている企業から購入したいと思うだろう。 CSRという言葉はとっつきにくそうだけれど、要は、 社会にとってプラスとなる活動している企業は多くの人から賛同を得て生き残れる 一方、 利益だけ追求して身勝手な活動をしている企業は、見向きもされなくなる ということなのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月03日 22時26分00秒
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