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カテゴリ:投資論
日本人=下手 外国人=上手 って誰が決めたんでしょうか? 外国人だからといってファイナンシャルリテラシーが高いとは限らないと思いますよ。 学ぼうとしないと、何人でも同じだと思います。 アメリカ人の個人投資家も日本人の個人投資家と同じくらい愚かだと思います。 「これだから日本の市場は・・・」みたいな発言をする人の何割が外国市場のことを知っているんでしょうか。 彼らの何割が実際に外国市場で日常的に取引をしているんでしょうか。 例えば私は毎日投資のことは考えていて知識吸収を怠っていませんが、英文会計は分からないしアメリカの個別株も良く知らないし、指数くらいしか見ていません。 そんな状態で「これだから日本人は下手だから・・・」なんて言えません。というか、本当に下手なのか判断できません。 日本市場独特の要因というのは確かにあると思いますが、愚かさという面では日本人も外国人もみんな同じくらいというのが正しいところではないでしょうか。 「うまい人」がいたとしても、下手くそだらけの市場にやってきたら、 「麻雀で初心者相手に引っ掛けリーチしたが、誰も気に留めてくれない状態」 になってしまって、結局「下手くそ」に合わせた行動を余儀なくされると思います。 この場合、引っ掛けリーチをした上級者は明らかに初心者より知識があるわけですが、こんなことしてたら勝てません。 勝つためには、基本に忠実に 確率に基づいた手作りをする 危険な場面ではオリる ことが必要だと思います。 つまりある程度以上の精度で期待値を推測できることが必要なのですが、できたとしても1回1回の場面ではその優位性は微々たるものでしょう。 しかし「上級者」はその豊富な知識を動員して、初心者よりは優位性の有無を判断できるので、小さなチャンスをものにしていくことによってトータルでは勝つことができると思います。 でもそのような「理論」「知識」「経験」の優位性より、短期的には偶然の要素があまりにも大きくなってしまうので時間を見方につける必要が出てくると思います。 「長期投資がいい」というのは、短期・長期に有利不利があるというより、知識や経験を生かすためには長期が向いているということだと私は考えています。 「私は知識や経験を生かして短期で利が出ているよ」という人、すごいですね。尊敬します。 その調子でどんどん資産を増やして大富豪になってください。短期間で資産を〇〇倍にしたあなたならできるはず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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