Azusaの食い道楽記

　先日、知り合いの方からブロッコリーをどっさりもらってしまいまして。
　普段、この手の「常温で置いておくと【足の早い】野菜」というのはあまり買わない我が家ではありがたい限り。
　ほら、買ってすぐ茹で処理しないと、すぐに黄色くなっちゃうじゃないですか。
　冷凍して取っておく手もあるけど、今、体調の問題もあって買い物が週一＋生協のみだから、冷凍庫は買い置きの肉・魚でいっぱいで、やりたくても野菜フリージングが満足に出来ないんですよ～(T_T)

　それに、何より使える料理のバリエがあまりないんですわ。
　故に「使いやすいけどあまり使わない」野菜の筆頭とも言えるブロッコリー。
　基本肉・魚料理の添え物として、後は、粉かつおや胡麻ドレで和えてお弁当にも活用……とかそのくらい。
　主菜としても、鶏肉と玉葱とコンソメで炒めて使ったくらいかな。
（ホントはイカとかのシーフードと合わせたいところだが、お姫が噛めないので却下)
　出来れば誰かレシピ教えて～！な野菜でもあります。

　それはそうとしてお姫があまり食べたがらないのもネックだったりしてたんですよね～。
　見た目が青いものは、まず真っ先に拒否する、という悪い癖がいつのまにか定着してしまったお姫。
　上記のように、基本単品で食べる事が多いブロッコリーは、真っ先に避けられる代表格なのです。胡麻かけたりおかかかけたりしても大抵ダメ。
　ご飯にまぶすと、ご飯ごとまるっと食べなくなるからな～。

と、思い込んでいたんですが。

　先日「色が悪くなる前に茹でてちまちま使っていこう」と一気茹でして、台所で水切りをしていた時。
　キッチンガードの脇からお姫がじっとブロッコリーを見つめていたのです。
　そしてブロッコリー指さして「ほーれんそん(＝ほうれん草)」などと言うので、「(青物はみんなほうれん草だな～、お姫ってば)違うよ。これはブロッコリー」と教えてやりまして。
　で、つい出来心で「食べる？」と差し出しましたらば。

不思議そうな顔をしつつも、しっかりパクつき、
しかも「おかあり！」と言ってのけまして。

　うわ、ダメだダメだ絶対食べないと思っていたけど、意外にやるじゃん、お姫。
　普段、ご飯とおやつの時間以外には一切物を食べさせてないのもあるのでしょうが、お姫的には、この久々のもこもこつぶつぶ食感は「まんざらでもない」ものに映ったらしく。

　半信半疑で夕飯にも出してみましたが、それもしっかり完食。

　よっしゃ～！　これでブロッコリーは克服だ～！
　ホント子供の頃の偏食なんて一時のものなんだなあ～。ありがたやありがたや。

と、思っていたのが月曜日のこと。

　今朝、朝食で炒めて出してみましたら、全力イヤイヤで全く手を付けず。
　食べたくないときの常套句「おねむする～」(←ヲイヲイさっき起きたばかりだろ)まで飛び出し、しまいにゃご飯に乗せ、デザートをちらつかせーので、苦節30分、ようやくご飯ごと全部食べてくれました。

　こ、克服出来たと思ったのに……よろりらよろりら(涙)

いや、もしかしたら、という一つの仮説が。
　実は茹でたての美味しいのなら食べてくれるようになっただけなのではないか？
　故に、冷蔵庫で保存して置いた、鮮度も味も落ちた奴なんて、見向きもしませんのだプイでつのだ、というわけだったりするのでは？

……だとしたら、少しは光が見えるんですが……。
　でも、ブロッコリーってすぐダメになるんだよう～。
　買ってすぐ茹でないとダメなんだようううう～！
　茹でればまだ多少は持たせられるけど、でないと花が咲いちゃうんだよううううう～!!

　そんな大人の都合はきっと関係ないのよね、うん(涙)。
　純粋な子供ゆえに、真っ正直に美味しい物を求める舌が、ちょっぴり憎くなってしまうママでした。

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２００６年４月～２００７年３月生まれ 子どもの成長っぷりを語る 育児の穴
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☆ブロッコリーバルーン

怪しさ大爆発(笑)