日本株・
投資信託・
外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の9月26日現在の運用成績は、
基準価格10468円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に比べると、反落してしまった。
プラスに貢献した部門
商品:金積立
ドル安を受けて、
金が買われた。NY金先物は、1000ドルを一時突破する。ここでも中国の存在が出て来た。ご存知のとおり、中国は対米黒字でもって莫大な米国債を抱えている。ドル安をヘッジする為には、金を持っておこうという発想につながる(考えていることが、私とほぼ同じ)。中国人民銀行(中央銀行)が、金準備を増やすという観測から、金は大きく買われた。ただし、NY金先物はドル建てなので、日本の地金取扱業者が提示している円建て価格は、期待したほど上がっていない。換金した際にいくらになるか、で考えているので、「弊社発表小売買取価格」にグラム数を掛けて推測することにしている。
金価格の推移を示す「ブログパーツ」を貼り付けてみました。
↑金価格の状況
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マイナスに作用した部門
外貨MMF:米ドルMMF
ドル円は、ついに89円台!これはさすがにきつい。かと言って「ドル安だから買おうか」という気になれなかった。しばらく様子見・・・。
日本株:トヨタ自動車、デンソー、野村HD
円高になったら一挙に下落しそうな株ばかり持っている。さすがにそれは改めないといけない、と考え始めている。さて、野村HDは大幅下落した。野村は10月に5千億円の公募増資をすると発表、市場の間に「野村ショック」が襲ったのである。G20サミットで、金融機関の自己資本規制強化が議論されており、大手銀行も軒並み増資を迫られる、との思惑が売りに拍車をかけた為、もう銀行株・証券株は総崩れといった様相だ。
兜町に激震が走った!
さて、管理者が野村HD株を購入したのは数ヶ月前だから、損をしてしまったのは仕方がないことだと思っている。よく考えてみると、野村HDが増資を発表したのは9月24日の木曜日、これ何の日かというと、
権利付の最終売買日である。つまり配当や優待を期待して買う人がものすごくいる訳である。このタイミングで増資発表とは・・・「権利取り」の楽しみ・醍醐味を味わいたい人にとっては、まさに「野村ショック」であったと思う。
証券会社はお客を楽しませるという義務は無いから、夢の売り逃げという批判は難しいかもしれない。しかしながら、お客はみんな投資に夢を持ってるし、何らかの楽しみなりロマンを感じてこそ、逆境にも耐えようとする。証券会社である以前に、カイシャであることは十分承知しているが、あまりにも淡白というか・・・これが資本の論理と言えばそれまでか。
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