テーマ:カウンセラーの独語(339)
カテゴリ:四国八十八ヵ所
宿坊にとまるのは初めてでした。
でも、結構、泊まり心地はいいです。 食事もよし、風呂も温泉だし、すべてOKって感じ。 民宿に泊まりなれていればOKでしょうね。 さあ、夜に説法の時間の時にいいところだけ。 ちょっと日本文化論です。 日本って、どこでもなんでも神にすることができる文化がある。 例えば、大きな木があれば、それが神になる。泉のがあればそれも神になる。 山も神になる。川も神になる。なんでも神なる。それだけ神が身近に生活中に溶け込んでいる 国であるという。確かにそう思う。 そして、神は完全ではなく、どちらかいえば欠点もあり、絶対性をもっていない。 そうそう、神も間違えを冒すときもある。多分、インドとかもそんな文化をもっていますよね。 古事記などでも、不貞腐れたり、嫉妬したり。なんだか人間味があるんですよね。 素敵ですよね。日本って思えるような話でした。文化を大事にしないとととつくづく感じました。 これはどういうことかというと誰でも仏になれるという考え方が日本に根付いている。 例えば、 四国のお遍路さんに対するお接待。実に楽しそうにしている。そういう義務感ではなく、相手の満足が自分の満足になる。そして己の欲がないところに仏がいる。 溺れた自分の子供を、命を投げ捨てて親が川に飛び込んでいるその心。 確かに一瞬一瞬に仏がいるわけです。そうするとみんな仏。すなわちみんなの心に仏や神がいることになるのです。素晴らしい考え方であり、ここ10年ぐらい私の持っていた心持ちと同じであった。嬉しい限りである。 何ていう話をしながら、夕焼け小焼けの歌が日本人の考え方を反映しているということの紹介があった。 夕焼け小焼けで日がくれて 山のお寺の鐘がなる おててつないでみなかえろ からすといっしょにかえりましょ。 この短い歌ですが。 時間ばっかり経ってしまった。 そろそろ終わりにしませんか。 人間だけでいっしょにいないで、考え直してごらんよ。 自然にいっしょにすごすことだよ。 なんて、昔々の日本は自然と共存していたことを歌っているという。 (参考:たしか夕焼け小焼けの歌は八王子の奥の恩方というところで作詞されたものなんだよね。) 日本人の心大事にしたいですよね。個人主義ではなく自然と一体化の考え方。 でも忘れていますよね。私たち。 その後、自分と自然をこの旅で感じることになるとは知らず、なんとなく話を聞く。 この日回ったお寺の御影です。ピンぼけだ(・_・ゞ 読んだらクリックを→ カウンセリングなどのご用命は→カウンセリングサプル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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確かに今の日本は乱れていますが、本来の日本人の感性は優れているなあ、と思います。
日本は神の国と言えるかもしれないですよね。 世界中に高速鉄道が走っているのも、日本の新幹線の影響を受けているし、日本は世界をリードできるぐらいの優秀な民族と思います。 人は神という意識を常に持っているのも日本人なのでしょうね。 すべてのものに神は宿る、これは、感謝の気持ちに通じる考えだと思います。 (2007年04月14日 21時53分02秒)
タカノエイサクさん
>確かに今の日本は乱れていますが、本来の日本人の感性は優れているなあ、と思います。 > >日本は神の国と言えるかもしれないですよね。 > >世界中に高速鉄道が走っているのも、日本の新幹線の影響を受けているし、日本は世界をリードできるぐらいの優秀な民族と思います。 > >人は神という意識を常に持っているのも日本人なのでしょうね。 > >すべてのものに神は宿る、これは、感謝の気持ちに通じる考えだと思います。 ----- すべてのものに神が宿る確かにそのとおりです。そうですね。だから感謝の気持ちのかあ。そうですね。そこにリンクしていませんでした。感謝。感謝。タカノさん。 今日もみんな元気で、仲良く楽しいいい日でありますように。 (2007年04月16日 06時28分06秒) |
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