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カテゴリ:英国から見た日本
今日は、ガイフォークス・ナイト、イギリスの街中で花火が打ち上げられています。これはイギリスの風物詩ですから、また機会を設けて紹介しますが、今日は、昨日の続きを少し。 昨日、「オープン・エデュケーション」という言葉を、勝手に自分流に使ってしまったのだが、ちょっと解説が必要であったかもしれない。 ベストセラーとなった「ウェブで学ぶ」において、書かれているオープン・エデュケーションというのは、ウェブを通じて、(世界中のトップ級の)教育資源を誰もが使えるようにすることで、実際に、アメリカの大学を中心として、現在、そのような流れが進化しているようだ。 だから、昨日、私が使った用法は自己流ですので悪しからず。 しかし、教育をオープンにするという本物の「オープン・エデュケーション」は、イギリスでもかなり積極的に行われていますね。Webの世界もそうですが、大学なんかもオープン・カレッジ(公開授業)みたいなものが沢山開かれています。 もちろん、WEBを最大限に活用したものもあって、オープン・ユニバーシティ http://www.open.ac.uk/が有名です。本当に多くの教材が惜しみなく公開されています。 このような貴重な財産をわざわざ公開するのは勿体無いのではないかとついつい考えてしまいがちですが、オープンする側にとっても、教育内容をオープンにすることによって教育の質が高まる、という得難いメリットがあるのだそうだ。 確かに、何年も同じ講義ノートを黒板に書き写している授業なんてほとほと詰まらない。私の学生時代はそれが普通で、授業に興味を持てと言われても・・・、という感じだった。ウィキペディアなんかを見れば分かるように公開するから進化し、進化するから面白いのだ。 インターネット全盛の時代には、オープン・アーキテクチャー的な発想を持たないと、進化に取り残されてしまいますね。 あと、強引に結びつけると、所謂"可視化"のメリットにも繋がるような気がします。 以下のマーク(「ブログ村」)は、人気投票のボタンです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.06 05:10:46
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