http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=10-05-03-05
ここの表2から計算すると、
100万kWの原発の1年間の核燃料費は100億円ちょっと。
http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/annai/shiryou/suuhyou/pdf/suh-all-j.pdf
ここの39ページの100万kWの火力発電所の燃料費は重油140万kl。重油77円/lとして1000億円ちょっと。
核燃料の方が10倍安いですね。
再処理費とかうんこの管理費用は含みませんが、
原発の方が電力会社にとっては
おいしいと思います。
引用記事の試算によれば、原発を停止すると火力発電用の燃料代が3.5兆円かかり、
電気料金1000円アップ、消費者負担ということになりますが、
単純計算すればそうなります。
でも、平均的な家庭で月6000円台の電気料金が7000円台になっても、
まあ、大したことはない、といえばそれまでで、
1000円払って原発をお止めいただけるとなれば、安いものですね。
それより1000円分
15%節電した方が建設的です。
こまめに電気を消して回るだけで、20%節電できます。
これが当たり前の考えでしょう?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110613-00000156-jij-bus_all
ーー引用開始ーー
時事通信?6月13日(月)23時0分配信
経済産業省所管の日本エネルギー経済研究所は13日、すべての原発が停止して火力発電で電力需要を代替する場合、燃料コスト増により、1カ月あたりの標準家庭の電気料金が、2012年度は10度実績に比べ1049円増加するとの試算をまとめた。
同研究所は「産業の国際競争力への深刻な負の影響、経済成長への悪影響の可能性もある。原発の再稼働問題を真摯(しんし)に検討することが喫緊の課題」と主張している。
試算では、日本の原発54基のうち、停止中の35基が再稼働せず、19基が順次定期検査に入り運転を停止すると、2012年6月には原発発電量はゼロとなる。この結果、同年夏には発電能力が最大消費電力を7.8%下回り、全国規模の電力不足に陥る可能性がある。
また、火力発電所を高い稼働率で運転させるため、燃料の石炭、液化天然ガス、石油の消費が増え、3.5兆円の燃料調達コストが追加されるという。