30代女性、右下5、外傷性咬合、隣接面カリエス、自発痛+
今まで歯医者に行ったことがなかったのだが、今回痛くなったので仕方なく来院されたようだ。
レントゲン写真では虫歯が歯髄に達しているか、ギリギリだということが分かると思う。
99.9%の歯科医師は歯髄を保存できるとは思わないだろう。
子供がまだ小さいので添い寝をしていて、右側が強く当たるらしい。
添い寝で虫歯になるのはよく見かける。
露髄したが、止血後3MIX+α-TCPで直覆後CR充填した。
通常の診断基準では痛みが出ている場合は歯髄の保存は難しいとされているが、実際はそんなことはない。
重要なことなのだが、麻酔は使わない。露髄しても気が付かないことがあるからだ。
知覚は削りすぎないためのセンサーと考えれば良い。
では時系列でどうぞ
象牙質は大きく失われている
露髄して出血している
ボスミン液で止血
止血完了
3MIX+α-TCP
1次CR
隣接面の調整方法はこちら
https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/9005/
デンタルフロスが通ることを確認