みちがえる伸びしろの子
海樹塾の闘魂!塾長です。さて、今回は新中1で一番伸びてきた生徒の紹介をします。ちなみに、わが塾の指導は一方通行の配信型ではなく、双方向で確認しながら授業をおこなっています。簡単に言えば生徒に問題を板書させ、確認していくという授業をおこなっています。そうすることで、生徒がこちらの教えたことを正確に理解して問題に取り組んでいるかどうか、間違った理解をしていないかのチェックができるからです。教えっぱなしの方が楽です。時間はかかるもののこれが合格実績のつながっていると思っています。さて、話はそれましたがそんな中で、小学生の頃は言われたことしかしなかった子がいました。それも、単純作業的な感じのことを得意としていました。でも、ワンクッションおいて考えないといけない問題はやっぱり間違ってくるのです。しかし、希望中学に合格したことがその子の自信につながったのでしょう。それ以降も言われた通りのことを着実に守ることをやっています。板書させるとわかります。「授業でいったことを着実に守っているなあ。」そんな解き方をします。だから、難しい問題になっても”対応”ができるのです。ミスしないのです。ちょっと難しいかなあという問題も「教えてもらった通りのこと」に従って解いていけるのです。すると正解にたどり着きます。数学なんか特にそうです。覚えることはちょっとで、それが使えるかどうかが勝負なのです。簡単なように見えますが、不正解をたたき出す生徒にとっては、これは難しいことなのです。なんせ、その日に習ったことの復習をしないものだから、次の授業で以前の学習内容を思い出すといった作業を行います。時間もたってますし、理解したことの練習がないわけですから忘れるのは当然です。さて、今日もそうですが、その子は毎日自習にきて「復習」と「予習」をおこなっています。わからないことは質問しています。質問といっても、ほんの数秒程度で終わります。これを、僕は「勉強の極意」と呼んでいます。この”極意”。手に入れるのは簡単そうで難しい。復習さえやればいいということは簡単だけれども、続けることが難しいのです。でも、効果は出ます!