2 of 26 of 80?
多方面に活躍する<夏木マリ>の舞台は何度か見ている。初めて見たのが、たしか、2002年の「印象派」だった。彼女自身が本当の坊主頭で、高野山の声明と掛け合う、歌でもない踊りでもない芝居でもない、パフォーマンスというのがぴったりくる舞台。ストーリーもないし、意味付けもあるのかもしれないが自分にはよくわからない。わからないけれども、何かが明らかに伝わってきた。すごい。声や身体の鍛え方が、ただものではない。前著の『カッコいい女!』では、そんな彼女が歌手デビューしてから、本当にやりたい道に向かって自力で進み今日にいたる道のりが、物語られていた。ちなみにこちらがサイト。さすが、なかなかにシャレている。http://www.marinatsuki.com/さてこの本『81-1』だが、彼女の目から男性に求める条件を書いている。しめて26条。なかなか厳しいようで、なるほどもっともだと思えることも多い。できるかどうかは別として・・・ あれだけのことを成し遂げている彼女の口から出ると、なおさら説得力がある。ことごとく、こりゃいかんと思わされる。そんななかで、これだけはなんとか及第点をとれそうかと思えたのが、ただ一つないし二つ。3.おいしいものが好きな男、でも、4.コンビニのおにぎりの味もうまいと言える男わかる、わかる!そりゃウマイもんは好きだが、桁外れに恵まれた環境でない限り、いつもいつも食にすべてを費やすわけにもいかない。それと、状況(とくに、相手)によっても様子が異なる。端的なはなし、どうにも困る相手とどんなにおいしいレストランで会食するよりも、気の合った仲間とコンビニものをつつくほうが、どんなに楽しくおいしく感じるか、ということだろう。これにて26分の2。ちゃんちゃん♪