『大五郎は天使のはねをつけた』←全然読み進められません(泣)
今年から「改めて読書を習慣付けるぞ」と思い立ち、活字の本を読んでます。(取りあえず、2年ほど前に買って手付かずだった「ケータイを持ったサル」を完読。) 学生時代は結構小説読んでたんですよね。まあ、『菊池秀行』や『夢枕獏』とか、ジャンル偏ってましたけど。 で、ある日、鈴木光司の『リング』シリーズ(とその後書き)読んで、その「ダイナミックでありながらその実、論理的に進行していく物語のスタイル」に圧倒され、「表現が美しいだけで、辻褄合わせで話が進行していく作品群は、自分にはもう読めない」と思い到ってしまった訳で。 でも、鈴木さん的作品も読むのに体力使うため、徐々に本読めなくなって...。 まあ、それで今年から仕切り直しと思った次第。 それで、『新刊を買うのはまだまだ早い』(何が早いの?)と、古本屋を巡って興味を惹いたものを見繕って6冊ほど購入。(装丁とか全然汚れてないのに、一冊50円と安いのよ、これが。) その中の一つが小学生時に読んだ事があり、『今、甥姪に薦めてみよう』とチョイスした『大五郎は天使のはねをつけた』(説明要らないよね?) これがまあ全然、読み進められません。何故かって?読む端からボロボロ涙がこぼれてしまうからですよ。 もうですね、本文に入る前に、カバーに書かれた 『大五郎はふるさとの大地にうめられた。 大五郎、もう、おまえは自由に、どこへもいける おまえが、いっしょうけんめい生きたから、神さまはおまえに 天使のはねをくれたんだよ。 だから、さあ、広い空へとんでいきなさい。 母さん、ここでみててあげるから。』って文章だけで泣けてしまうんですよ。(実は、今この文章を打ってる時点で涙が止まらない。) 正直ここまでと思うほど涙もろくなってて、ちょっとびっくりしてますがそれはさておき。 読み進めた上での感想は『いずれそのうち』と思ってますが、皆さんの記憶にも残ってるかなと思って取り上げて見ました。 そんなところで今日の日記はこれにて失礼します。追伸:『D』は『蒼白き堕天使(1)』で、『キマイラ』は『金剛変』か『梵天変』のどちらかで挫折中です。(『エイリアン』シリーズが『魔神国』後も刊行されてたのはちょっと驚いた。)