長嶋語録をちょっと深読み
5月9日の日記に書くつもりだった事。(上手くつなげられそうになかったので分けた。)「魚偏にblue(でサバ)」など数々の名言を残すスーパースター、長嶋茂雄さん。(←一発変換、さすがです。) 巨人軍の監督を務めている際、インタビューで「毎日が巨人戦(で大変です)」と答えたことがあると耳にしています。「当たり前やん!」とツッコミ入れたくなるところですが、考えてみると単なる天然発言ではないと見る事も。 プロ野球が巨人の人気にオンブにダッコされてた頃、セ・リーグは図式として“巨人vs他の五球団”という見方が出来たわけです。 どの球団も“最高戦力”で対巨人戦に当たるようローテーションを組み、それゆえ巨人は年間通したほぼ全ての試合において、他球団の最高戦力と渡り合える戦力を保有しないといけなかった(らしい)のです。(「そうなると、生え抜きだけでの戦力強化ではおっつかなくなってくる事も出てきて『他球団から有力選手引き 抜いてでも…』みたいになるのも分らないでもなくなる」って話を9日の日記に入れようかしてたんです。) そういう裏事情(本当の所は定かではないけど)を頭に入れて読むと「毎日が巨人戦」も、巨人の監督としての重責が洩らさせた、含みのある言葉だったのかもしれません。追伸:『しな』を変換しても『支那』になりませんでした。(というか、『支那』という候補自体、なかったです。)