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カテゴリ:放浪日記
こんばんは。
昨日、北海道はすでに積雪でしたが、東北地方(三八上北地方)では降雪したものの、積もらなかったようです。 さて、お題の「日帰りさんま」ですが、なにも秋刀魚が旅行をしている訳ではありません。 じゃぁ、「一泊さんま」がいるのかよっていうツッコミが入りそうですが、まぁ、言い方を変えればその様なものかも知れません。 通常の生さんまは朝一で船に乗り、沖まで行き、漁場で刺し網で捕獲し、船内で氷詰めにて沖に一晩停泊(一泊)。 翌朝に漁港で水揚げして市場に出荷するのが主流です。 漁船で一泊って訳ですね。 しかし、「日帰りさんま」はちょっと違います。 7月から11月に太平洋沖合いで漁が行われています。 サンマ棒受漁(ぼううけりょう)と呼ばれる漁法で、サンマが光に集まる習性を利用した漁です。 朝一ではなく夕方に船を出し、沖で棒受漁をして、氷詰めにして漁港へ戻り、市場に出荷されます。 通常の漁の一晩停泊がないため、日帰りしてすぐに出荷するために「日帰りさんま」と呼ばれています。 通常の「一泊さんま」でも十分に美味しいのですが、日帰りさんまは一晩停泊しない分、鮮度抜群のレベルが格段に違うのです。 そんなレベルのさんまですから、お刺身だと、タップリの脂と赤身が噛むと口の中で感動的なコラボレーション!です。 今では、クール便等の流通が発達して日本全国において「日帰りさんま」をご賞味頂くことができます。 しかし、鮮度を考えれば、やはり、現地で「日帰りさんま」を当日、ご賞味頂くのが一番です。 内地でも、さんまのお刺身を頂いたことはありますが、本場、北海道では色、鮮度と脂のりが全然違います。 塩焼きで召し上がるのもいいのですが、現地では、お刺身をご賞味頂きたいと思います。 北海道って「カニ」と「鮭」のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。 北海道の旨いもの、「日帰りさんま」少しでも皆様に知って頂ければと思いましての投稿でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.11.29 18:07:26
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