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カテゴリ:翻訳
先日、高校駅伝がテレビで生中継されていました。
わたしの出身高校はそこそこ駅伝が強いので ランナーがテレビに映ったりもして、両親と一緒に 応援していました。 選手が抜きつ抜かれつ奮闘していたところ、 そこに水を差すようなアクシデントが起こりました。 中継所に次のランナーが待機していなかったのです。 一生懸命走ってきた選手はたすきを持って立ち止まり、 次の選手が出てくるのを待つしかありません。 その間に一校、二校と他校に抜かれ・・・。 とても悔しかったことと思います。 はじめはその高校にミスがあったのかと思っていましたが、 見ていると同じことが他校でも、ほかの中継所でも 起こっていました。 運営側のミスだったのです。 「たった数秒」かもしれませんが、選手、監督はその数秒のために どれほどの努力を積み重ねてきたことか。 選手たちの気持ちを思うと、残念でたまりませんでした。 同時に、「中継所での選手の誘導」という役割が駅伝の運営に とても重要な仕事であるということにも気づきました。 順調にいっていれば誰も気にしないような仕事。 ミスが起こったときだけ注目されるような仕事。 でも、必要不可欠な仕事。 「縁の下の力持ち」ってこういうことを言うのでしょうね。 翻訳も、いい仕事ができたときは何も言われず、 ミスをしたら仕事が来なくなる、と聞いたことがあります。 (どの翻訳会社さんもそういう対応をするわけではないのでしょうが) 翻訳という仕事の一面をちょっと客観視できたできごとでした。 人気ブログランキング 応援お願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 28, 2010 04:12:50 PM
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