松山春まつりと特撮博物館
昨日の日曜日は松山春まつりでした。大名武者行列があるらしいので通りに行ってみるとそこには・・・・なぜかネズミの行列が・・・・このネズミさん聞くところによると肖像権にうるさいとか・・・・プライバシーの問題もあるので個人が特定できないように画像に修正を入れています。これで、子供が東京ネズミーリゾートに行きたいとか言ってもこの前見たじゃん!で、片づける事ができそうです。(^◇^;)さて、そのあとは春まつりがおこなわれている堀之内へ・・・・ところが、爆弾低気圧による強風の為とかでほとんどのイベントが中止されておりました。( ̄□ ̄;)!!うううう・・・・・屋台で買い食いしたかったなぁ・・・・ま、これはしかたないですね。気を取り直して愛媛県美術館へ・・・・・現在、こちらでは特撮博物館という催しが行われています。しかも、館長はエヴァンゲリオンで有名な、あの庵野秀明さんです。エヴァンゲリオンを知らない方でも、風の谷のナウシカは見たことあるでしょう。あのナウシカに出てくる巨人(巨神兵)を描いた方なんですよ。さて、この催しはもはや絶滅危惧種と化している日本の特撮技術を皆さんに知ってもらいたいというコンセプトのようです。特撮技術というのはわかりにくいかもしれませんがゴジラやウルトラマンとかで使われたミニチュアセットを使った撮影技術の総称です。現在はコンピューターの発達でどんな映像でもCGで簡単につくれてしまうために手間も時間もお金もかかるミニチュアを使った撮影をされる事がほとんどなくなってしまいました。それはそれで仕方ないのかもしれませんがこのままでは今まで何十年も受け継がれてきた技術が途絶えてしまう。それはやっぱり、社会的な損失な訳です。さっそく会場にはいると、見覚えのあるミニチュアセットが大量に展示されておりました。いきなり実物の轟天号が鎮座しております。うおおおおお、やっぱ、ドリルは男のロマンだぜぇ!ああ、会場内は撮影御法度なので画像はありません。マイティジャックや、日本沈没で使われた潜水艦なんてのも・・・おおお、こっちにはメーサー光線車があるぅううそのうちに、待ってました ウルトラマン。地球防衛軍の戦闘機もあるぞ!これ↓を見た娘あっ、オスプレイがある。とか、言ってましたが・・・・・・ばかもん!あれは、マットジャイロじゃぁ!はぁはぁ・・・・ちょっと興奮してしまいました。・・・・展示物もこの辺で終わりかな?と、思った頃に映画の上映がありました。どうやら、この企画のために作成された短編映画のようです。題して、巨神兵東京に現るこれは、前記の巨神兵が東京に現れて東京が火の海と化すシーンを10分ほどの短編映画として作成されたものです。・・・・・・恐ろしい・・・・・まるで背筋が凍り付くほどの恐怖を感じた映画でした。しかも、この映画3DのCGは一切使わずに、特撮のみで制作されているのだそうです。展示の後半はこの映画のメイキングや、特撮の制作現場の展示でした。・・・・解説すると、長くなるので割愛しますがいやぁ、すごかった。これはもはや芸術ですね。実はだいぶ前の話ですが京都の国立美術館で「スターウォーズ展」開かれていた時に見に行った事があるんですが日本の特撮技術。全然負けてない・・・・・っていうか、ハリウッドが日本から学んだんだろうな!日本の特撮技術。途絶えさせてはいかんな。これは社会の損失じゃなくて、世界的な損失になる。日本ってやっぱりすごい国なんですよ。ニッポン\(^O^)/ 万歳!ちなみに、展示物は撮影禁止でしたが、展示の最後にあった巨大ジオラマ会場は撮影OKだったのでちょっと紹介します。巨大娘東京タワーを倒してしまった娘駅の風景なぜか、南海放送の変なキャラも歩いてる。これ、すごくね。このミニチュアの部屋30cmほどの幅しかない。と、いうわけで、特撮博物館 おすすめです。行ける方はぜひ行った方がいいよ。(^◇^;)