台湾は何処へ行くのか 慰安婦決議を撤回せよ
台湾は何処へ行くのか台湾の立法院が十一日、慰安婦問題で日本に謝罪要求決議した。もう言われっぱなしである。政権が変われば何でもありの様相である。親日の世代が引退し、歴史が政権によって作られていく朝鮮と同じ道を歩もうとしているが如くである。共にアジア解放を戦った国としての認識共有がいよいよ困難になったのであろうか。 【台北=源一秀】台湾の立法院(国会)は11日、第2次大戦中のいわゆる従軍慰安婦問題で、日本政府による公式謝罪と被害者への賠償を求める決議案を採択した。 決議案は、与党・国民党、野党・民進党の女性議員らが提出。決議は慰安婦問題を「性奴隷制度」として批判、日本政府に対し史実として教育していくことも求めた。 決議に法的拘束力はないが、日台関係に微妙な影響を与えることも予想される。(2008年11月11日20時43分 読売新聞) 更に、混迷はつづく。台湾の陳水扁氏を拘置所に 総統経験者の逮捕は史上初 2008.11.12 11:24 【台北=長谷川周人】台湾の最高検察署(最高検)は12日朝、総統府機密費の横領やマネーロンダリング(資金洗浄)など4つの容疑で身柄拘束した陳水扁前総統(57)を逮捕し、午前8時半(日本時間同9時半)、台北郊外の拘置所に収監した。総統経験者の逮捕者は史上初めて。 最高検の特捜チームは11日、陳氏を6時間におよび事情聴取し、容疑が固まったとして同日夕に拘束、台北地方法院(地裁)に身柄を移送して逮捕請求した。(中略) 陳氏は身柄拘束まで、捜査は中国国民党の馬英九政権による「政治迫害」と主張。逮捕手続きでも「機密費はすべて公のために使った。自分のポケットには一銭も入れていない」とあらためて潔白を訴えたという。 以上サンケイ 機密費の不正流用疑惑については2006年、陳氏の呉淑珍夫人が横領罪などで起訴され現在、公判中。本格的な捜査に着手し、これまでに邱義仁・元行政副院長(副首相)ら陳氏の側近、計9人を拘束している。政界スキャンダルは何処の国にも共通な出来事とはいえ、国民を裏切る行為は、自国の崩壊を招く事を知らねばならぬ。 しかし、十月二十五日の六十万人反政府デモには台湾国民の決意が見て取れる。現地マスコミには台湾でがんばっている中村氏の写真が乗っていたと、三ヶ根友愛桜の会、台湾側責任者、黄先生の葉書に写真入で記載してあった。「日本は台湾を支援している」とプラカードを掲げて。嬉しかった。しかし日本にいて何も出来ないことがもどかしい。早速フアックスで健闘をたたえ、日本でがんばっている資料を黄先生に送っていただいた。(三ヶ根発送の八田ダム公園の桜が寝付きが悪く痛んでいるとのことで、十二月半ばに伊藤弘代表が渡台、激励にいくことになった) 馬政権下において、かつての篤き日本との友好関係、交流は望み得ないようだが、日本の国益上も台湾の重要性は変わるものではない。それを損なうが如き慰安婦問題、尖閣奪取の野心、攻勢にたいしては、日本政府は断固拒絶する姿勢を表すべきである。 両国の信頼関係樹立のの為にもきっちり反論しておくべきである。