カテゴリ:もの書き稼業
あと1ヶ月の我慢だから、辛抱しつつ、今日の仕事っぷりを書いてみるよ。
午前中は、新聞を切ったり貼ったり何面かわかるハンコを押したり、切り抜きをまとめたやつをホチキスでまとめたりする仕事。「そっち一旦やめて、こっちやって」と指示が次々来るので、すぐ動かないといけない。 今日はクライアントまで切り抜きコピーをお届けする仕事も担当して、帰社したら、別の切り抜きの見出しを書き写す仕事。 「伊藤さんはいつも時間かけすぎる。工夫してやって。30分で終わらせて」 ってタイマーをセットされたよ。タイマー! べつにだらだらやってるわけじゃない。工夫もなにも、間違わないように打ち込むだけだし。今日みたいに切り抜きが40枚とかあって、新聞の名前と何面かを間違えないようにして、見出しに必要な会社名が入るよう調整して、新聞はすべて順番のルールが決まってるからその通り間違えないように並べて……ってやってると、30分じゃ絶対無理だと思うんだけど、「バイトの○○くんは20分くらいでやってくれる」の一点張り。そりゃ日によって枚数が5枚だけみたいなときもあるけどさ。1件ずつ確認してったら、1件に1分はかかるよ。 昼前になんとか終わったら、そのまま「モニターの仕事」に入る。雑誌を見て、会社名とかあったら拾ってく仕事。「読む」暇は無い。とにかく拾うだけ。今日は英字ビジネス雑誌があった。1ページに40秒くらいかかってて「遅い!」とせかされる。 1時過ぎに昼食に出た。戻ったら「ここを直して」と言われた通り原稿の修正をする仕事。ライティングではなく、打ち込みですね。ここでは皆さん、修正を鉛筆で入れる。見づらくてかなわん。しかも、いっぺん修正を真っ黒になるまで入れて原稿に反映させたものに、さらに鉛筆で追加修正指示を入れ、「追加したから直して」とやってくる。最初の修正指示に埋もれて、新しいのが見分けつかん。もちろん修正モレが1箇所でもあってはいけない。 「修正しました。出力しますか?」 「画面で見るからいい。閉じて」 「はい」←閉じてサーバから抜ける。 10秒経過。 「あ、やっぱり出力して!」 必ずサーバ上で作業するよう言われているので、いったん抜けると、階層を下がってかないといけない。こういう時間が煩雑さを増す。かといって勝手に出力すると「いらなかった。紙を無駄にしないで」ってこともあり、修正の報告だけで済ませようとすると「基本的には紙で見るから出力して!」だったり。どっちにするか下手に尋ねると「常識の範囲でしょ……」というパターンもあるので、ここは黙ってハイハイ聞いとく。 で、終業時刻になってから「朝お願いした、先方からメールで連絡がきているもののダウンロードは終わったか」と尋ねられ、まだできてないというか「これですか」と尋ねようとひとつだけデスクトップにダウンロードしたけど尋ねる時間が無く……と説明しかけると、 「デスクトップに置いてるの!? みんなで見られないからそれは止めてって言ったよね!?」 もう何も言わないけど、指示されたものと違う気がしたから、他のデータの大量ダウンロードの前に確認しようといったんデスクトップに置いただけなんだけどなー。そしてもちろん、朝からいろんな仕事がエンドレスで、ダウンロードどころではなかったってことは、ご納得いただけないのだ。 終業時刻が30分ほど過ぎたあたりで、「明日にはやってほしい」リリースの発行手続き業務を振られる。コピペして写真を加工して貼ったりするお仕事です。 今日も書き仕事は無かった。 2月で辞められることがホントに嬉しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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