カテゴリ:メモ
ずいぶん前から言ってるんだけど、LGBTって、男性が男性であり女性が女性であり人間が人間であるのと同様にまったく自然な存在だと思っているので、あれを「おかしい」と言い出す奴の気が知れない。いや、「どうにも違和感があって」というのは仕方ないかもしれないけど、それを平然と口に出すのは自らのココロの狭さとか柔軟性の無さ、適応力の低さをカミングアウトするようなものだし、「おかしい」とか言いだすのはもう教養なさすぎなので、言わないほうがいいですよと思っている。
だいたい自分の性別や恋愛対象がどのように決定されるかといえば、あらかじめ用意された細胞にホルモンが降り注いで細胞を育てるわけだ。 考えてみ。白いごはんにフリカケかけて、全体に均等にフリカケられますか。メシツブのひとつやふたつ漏れるのが当然だし、その漏れたところがたまたま「チチをでかくする細胞」だったり、「自分と違う性別を恋愛対象とする」細胞だったり、そんなの確率の話じゃないですか。 一定の確率で誕生するものは、確率論からしたら「普通」であって、誕生しないほうがおかしい。実際、同性愛ショウジョウバエは実験室で「普通」に誕生する。サイコロの目で「絶対1が出ない」とか、ありえないでしょ。それって問題ない普通の出来事、自然の摂理。 問題が発生するとしたら「数が少ないから社会で仲間を見つけづらい」というその一点に集約される。 人間は社会性の動物で、均質な社会で安心感を得るのと同時に、多様性がもたらす恩恵や可能性にも気づいている。 だから、「一瞬エッと思う」のも普通なら、「まあ、そういうもんなのね」と頷くのも、普通。 LGBTだから数が少なくて仲間が見つからなくてさみしーいと思うのも普通だし、でも左利きと同じくらいの割合でいるんだから、うまくしたらちゃんとパートナーだって見つけられてリア充生活突入とかも、普通。 普通のことが普通にできる社会が、はやくやってくることを願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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