カテゴリ:現場の小ネタ
ウチの職場ではここしばらく、とある支援業務の部署のごく一部のサービスでの対応について、大きな不満を持っていた。 実はおれから直メもした。で、対応してもらうことになってはいた。 ただその一方で、「これはオオゴトにすべき」という認識も持っていて。体質的な部分というか、かなり本質に触れるところでの問題意識があって、そこはなんとかしないと、ウチの部署だけではなく組織全体の生産性を下げる! と強く思っていたわけで。 某支援部署は、業務改善のために年に1~2回、満足度アンケートを取るらしい。ならばそこでウチが抱えている不満を正しく伝え、改善を求めるべきであろう。 ……と、まあ。アンケートの日を心待ちにしていたのだが。 「結果が出たらしいです」 「へ?」 「前回のアンケートより満足度が上がったそうです。伊藤さんアンケート答えました?」 「い、いや。来てないですよ」 「ですよね、私も来てないんですけど……」 どういうことだ! と確かめたところ、意味不明な状況が発覚する。 アンケート対象は、各部署の管理職。サービスを実際に利用している職員ではない。 「しかも、ウチの〇〇課長と〇〇課長は、回答してないそうです」 「なななんですと!」 これは取り囲んで課長を締め上げたほうが良いのではないか! と色めき立ったところへ、追加情報。 組織全体で、回答者数は15名だったらしい。 「待て……その数は統計的に有意なのか……母数に比較してあんまり……」 回帰分析して〇〇先生あたりにダメ出ししてもらえ! とか、現場に嵐が吹き荒れるアンケート後。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2019 06:10:20 AM
コメント(0) | コメントを書く
[現場の小ネタ] カテゴリの最新記事
|
|