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テーマ:映画館で観た映画(8407)
カテゴリ:2007~映画・サスペンス・ミステリー
クリストファー・ノーランといえば「メメント」
時間を切り張りし、見ているほうは頭をひねりました^^) 私は彼の最初の映画「フォロウィング」も面白かったですねえ~。 最近では「バットマン・ビギンズ」ですね。 「メメント」的な見せ方はなかったけど、ダークでちょっと古い時代の雰囲気が好きでした。 出演はクリスチャン・ベイルとヒュー・ジャックマン。 バットマン対X-MENですよね。 さらに、スカーレット・ヨハンソン。 マイケル・ケインが脇を固め、デヴィッド・ボウイも出演。 出演者を見るだけでも価値がありそうでしょう~? ☆プレステージ☆(2006) クリストファー・ノーラン監督 クリストファー・プリースト「奇術師」原作 ヒュー・ジャックマン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンジャー クリスチャン・ベイル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ボーデン スカーレット・ヨハンソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・オリヴィア マイケル・ケイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カッター デヴィッド・ボウイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・テスラ パイパー・ペラーポ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジュリア レベッカ・ホール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サラ ストーリー 19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れなかったことだった。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す争いを繰り返すことになる。その後、結婚し幸せな日々を送るボーデンは、新しいマジック「瞬間移動」を披露するのだが…。 「結末は人には決して話さないでください」 久しぶりに、こういう物々しい言葉から始まる映画。 まあ・・ときどきそういうものに限って「なんだかなあ」というものが多いんですけどね。 今回、結末は微妙なところですかね(笑) 私の結末に関する感想は→「フォー・ガットン」みたいでした(笑)わかります?何でもありなの?って感じ。もちろん宇宙人は出てきませんけどね(笑)← とはいえ、怪しげな雰囲気や、ちょっとしたマジックの種明かし的な部分を楽しめます。 時代として19世紀。 科学がマジックと一緒くたになっていた時代といいましょうか。 この時代だから、この映画の面白さが生きるんですよね。 そして、だからこそ監督が映画にしたかったんだろうと思います。 「バットマン・ビギンズ」にも通じているんじゃないかな。 「メメント」的な見せ方も、少々ありますね。 でも、あれほど極端ではないので安心を。 アンジャーの日記、ボーデンの日記を通して過去に戻る形です。 そこでちょっと時間軸をいじっているかな。 マジックにはタネや仕掛けのないことを確認させる「プレッジ」 パフォーマンスを展開する「ターン」 そして、最後に予想を超えた驚きを提供する「プレステージ(偉業)」 という3つのパートから成り立つ。 それで、この映画のタイトル「プレステージ」なのですね。 しかし、このラストを見て「プレステージ」と感じるかどうかはね~~^^;) わりと早くオチに気がつくような気がするんですよね~。 二人の奇術師の間には、ライバル心と復讐があるんです。 お互いにやることは汚いですよ。 中盤その繰り返しがずっと続くので、私は少々だれました。 短くてもいいかも。 主人公のどちらも、魅力がありそうでなさそうで微妙なのです。 見ている方としては、どちらかに加担したくなるでしょう。 でも、どちらも似たり寄ったりなんですよね。 どちらにも共感できないというかね~~。 そこが、一番惜しいところかなあ。 もちろん、ヒュー・ジャックマンも、クリスチャン・ベイルもそれぞれに良かったですよ。 自信満々のステージの影に、お互いを出し抜いてやろうという野心や嫉妬が渦巻いているっていうところを見事に演じているのです。 だからこそ、もっと二人の主役の役柄を個性的にしてほしかったと思うのです。 スカーレット・ヨハンソンは、まあ普通かな~。 私はジュリア役のパイパー・ペラーポがかわいいと思いましたけどね^^) ボーデンの妻役のレベッカ・ホールは、現代的な感じではないところがこの役にあっているのじゃないかと思いました。結構重要な役ですよね。 そうそう、デヴィッド・ボウイが出ているというので、そこも楽しみだったのですが。 老けましたね~~(ノ_・、)シクシク まあいいです、彼がみられたので満足です(笑) **************** バッドマン・ビギンズ インソムニア メメント フォロウィング XーMENファイナルディシジョン ヴァン・ヘルシング ニューヨークの恋人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[2007~映画・サスペンス・ミステリー] カテゴリの最新記事
>マジックって苦手なんで多分観ないと思ってネタバレ観ちゃいました><
>そんな~~。 >その名前だけでもムムム~~ですね! あ、そのまんまではないですよ。 あれは反則技でしたが(笑) あれくらい「え?そんなのありなの??」って感じだったのです。 マジック、苦手なのですか? 最近、マジックが人気ありますもんね~。 こちらは、わりと地味めなマジックです。 ラストのオチもそんな感じなんで、オチよりも 男同士ライバルのどろどろしたストーリーがメインですかね~~。 (2007.06.10 00:43:01)
どうも予告に騙された、というか、勘違いしていたというか(笑)
もっと気の利いたトリックで、鮮やかに騙してくれるものと思っていたので…。 そういう意味では期待ハズレでしたね。 時代設定も詳しくないオイラとしては、あまりピンと来なくて何だかなあでした。 しかし、「デヴィッド・ボウイ」は絶対に別人でしょう?(笑) (2007.06.10 06:16:36)
こんにちは。
これだけの出演陣ですから期待しちゃいますよね。 でも意外にもつまらなかったです。(>_<) 結末にも特に驚かないし、ある程度途中でわかりましたしね…。 やられたら、やりかえす もういいやって感じ。(-_-;) HPの5つ目の鍵がわからんです。 ヒュー・ジャックマンのトランプのもみ上げがないのはわかるのですが…。(>_<) (2007.06.10 11:35:01)
マリックの出ている予告はいただけないけれど、なんだか面白そう~って思っていました。
観るのはDVD発売してからになるけれど、反転の感想を読むのを楽しみにしておきます。 スカーレット・ヨハンソン予告ではこういう役がはまるなぁって感じだったけれど、本編では普通ですか(笑) (2007.06.10 17:08:47)
こんにちは!ぷちてんさん☆
オトコのクセにネチネチ粘着質でワタシもヤんなっちゃいました(^^; 面白くないわけじゃないのですが復習劇はもうちょっと短めでも良かったですねー ボウイを見れて満足って気持わかります♪ (2007.06.11 07:14:05)
マジック映画だと思ってたら違ってた。その「期待を裏切る」ところがミソなんですよ。おっしゃるとおり復習劇は短めでも良かったですけどね。
英語のprestigeには様々な意味がありますが、実在の人物であるテスラこそがprestigeのような気もします。 (2007.06.11 19:54:01)
>耕作さん
テスラさんって、セルビアではものすごい有名人なんですってね。 この彼が出てきて、トリックなんて吹っ飛んじゃった感じですね。 もちろん、ボウイは・・・びっくり! 渋すぎです・・・(ノ_・、)シクシク >みっしゅ。さん HP、鍵を探すのってありますね。 みっしゅ。さん のコメント見てHP見て来ました。 でも、あれは登録しないといけないんですね。 ちょっとだけやってみましたけど、なかなか時間がかかりそうなんで、やめてしまいましたよ^^;) みっしゅ。さん がんばってやってみてくださいね~。 >とらちよさん トリックがどうのという話ではないような気がします。 同じ時代に同じ芸を極めようと騙したり、裏切ったり、怪我をさせたり散々なことをしながら、騙すことを人生にしてしまった男たちの話でしょうか。 ヨハンソンは、クラッシックな衣装とか似合いますね~。 脇役ですね~。 >sunny16さん キャストが豪華ですものね!♪ この二人の演技は堪能できると思います~。 ラストは、そうかあと謎は解けるんですけど、だからどうだというか・・・ それまでの二人の戦いのほうが、印象に残ります。 しつこいくらい(笑) >@こべにさん ねちねちとね~(笑) どこかのブログの方が『男性版、昼ドラみたいだ』って書かれていて、思わず笑ってしまいました(笑) たぶん、トリックやなんかよりもこのどろどろした男の戦いがメインなんですよね。 でも、結構お腹いっぱいになりました^^;) ボウイは、久しぶりに見ましたので、まずは満足ですが・・今度は歌のほうで顔を見たいですけどね~~。 >ぴかさん なるほど、なるほど。マジックの映画だと思わせて実は!ということですね。 テスラが実在の人物であるというのは、確かにおもしろいです。 エジソンよりももっと有名になっていいのにね。 (2007.06.12 21:42:15)
おはようございます♪
ご無沙汰してます。 これは、原作が面白かったので、日記には何とか書こうと思いました。 主演2人の攻防は、確かにネチネチしてましたね。 互いの技への尊敬や、負けまいと思う、内面が描き足らなかったせいなんでしょうね~。 「フォーガットン」みたい、、ハハハ、そうかも~。 あそこまでシラケませんでしたが。(^^) 期待ほどではなかったかも。。かな? (2007.06.16 08:51:42)
おお~、ちょっとお久しぶりですね^^)
お元気でしたかあ~。 >これは、原作が面白かったので、日記には何とか書こうと思いました。 >主演2人の攻防は、確かにネチネチしてましたね。 >互いの技への尊敬や、負けまいと思う、内面が描き足らなかったせいなんでしょうね~。 そうなんですかあ、原作を読破していましたか。 原作も面白いという話を聞いています。 映画とは少し違うのでしょうかね。 二人の攻防戦、少々ねちっこかったです。 でも、わかる事はわかるのです。お互いの力を認め合っているからこそ、あそこまでやるのだと。 ラストのオチに関しては、そうですねえ、そんなに驚きませんでしたね。 でも、ボーデンのオチは明かされてもまだテスラの機械が関係していたのではないかと疑ってしまいましたが。 そのほうが面白いと思ったりしてね~~(笑) (2007.06.16 22:29:03)
ご無沙汰してます~
スイマセン…遅遅で・・・ 主人公二人が、良さそうで、そうでない・・・ そうなんですよね~ 人物としては、どっちもどっちと言う微妙な人間。 どちらにも肩入れ出来ない・・・ 勿体ないな~ マジックの魅力に取り憑かれ 人生全てをかけてしまう。 こういう事って、女性には共感しにくい気もしました だからこそ安心して見られたんですけどね。 面白かったんですけど 色々言いたくなる映画でした(爆 (2007.06.17 09:42:25)
>マジックの魅力に取り憑かれ >人生全てをかけてしまう。 >こういう事って、女性には共感しにくい気もしました >だからこそ安心して見られたんですけどね。 なるほど、なるほど~~。そうかもしれないですねえ。 >面白かったんですけど >色々言いたくなる映画でした(爆 そうなんです、そしてやっぱり、オチがわかってから、もう一度あれこれ見直したいとも思う映画です。 (2007.06.19 17:48:33)
見ました。時代背景は ヴィクトリア女王の晩年で 新らしき時代の変化が 訪れ始めた イギリス・・・切り裂きジャックや コナンドイルの推理小説「シャーロックホームズ」などがはやった時代と ちょうど同時期みたいですね。
さて、お互いの いざこざが エゴに凝り固まった対決でした。 まさにプレステージならぬ "オレ"ステージ "自分だけの舞台" 天才マジシャンふたりのライバル対決も "電気"が関わってるだけに"熱い火花"を散らしています。デビッド・ボウイのテスラ役も驚きました ヒュー・ジャックマン&クリスチャン・ベイル それぞれが演じた ライバル同士の天才マジシャン二人が "あいつには負けたくねえオレが勝つ"の 対決姿勢は 実際にあった"エジソンVSテスラ"の電流対決とまったく同じである。 最後に 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さんが 映画「プレステージ」でも 上映時に荒木氏の書下ろしイラスト入りステッカー」が5万枚限定で配布されたそうです 荒木氏の「プレステージ」イラストのリンク先です http://image.blog.livedoor.jp/poke777/imgs/c/a/ca2214c0.jpg http://image.blog.livedoor.jp/poke777/imgs/3/3/3388963f.jpg (2012.11.18 13:26:18) |
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