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カテゴリ:science
東京電力ホールディングスと理化学研究所は、理研のスーパーコンピューター「京」で、水力発電の発電量を上げる研究を始めたそうです。
京が半日先までの降雨量を高精度で予測し、水量に応じてダムの開閉を無駄なく行う新システムを開発するとしています。 2020年以降に東電の全ての水力発電所に導入を目指し、一般家庭約4200軒分の年間消費電力に相当する1500万キロ・ワット時を生み出すのが目標だそうです。 ダムは、河川の水位の高低差を利用して発電しています。降雨が続いて河川の増水が見込まれると、水位を安全に保つための放水に切り替え、発電を止め、水位が安定すると発電を再開します。 操作は、一般の気象情報や自社の雨量計、河川流量計の数値を解析して予測した水位に基づいています。精度良く予測できるのは3時間先までで、発電の停止、再開のタイミングがずれて、本来見込める発電量を失っているという課題があったそうです。 水資源の有効な活用という面でも、期待したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.08.15 05:31:08
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