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テーマ:脳性マヒ・体幹機能障害(592)
カテゴリ:脳性麻痺
1年半ほど前、足首の痛みが悪化して、その痛みに耐えながらも
家事を必死にこなそうとしていた日々・・・時にはたたみかけた 洗濯物をバーッと投げ出し、隣にいる主人と息子に声が聞こえない ように、枕を顔にあてて号泣したものでした。 でも、目が腫れちゃって結局バレちゃう(苦笑) できていたことが出来なくなる・・・ こんなにも辛く悲しいものなのか? と自分でもびっくりするほどでした。 障がいを持って生まれ、ずっと歩き方は変だったけれど、それでも 痛みがない分、少し無理をすればなんでもこなせていた若い頃。 それが、痛みを伴うようになってからはその全てがうまくいかなく なってしまい、負の連鎖~~。 やっと見つけた今通院している整形外科との出逢い。 医師・PT・リハビリの先生による見事な連係により 私の心は少しずつ解されていきました。 本当に本当に少しずつね。 最初の頃は・・・ 痛くなったので整形外科に行く ↓ 治療してもらう ↓ その日、もしくは数日で良くなる みたいな考えがあったから、施術後に痛くなったりすると えっ、なんで?病院に行ってるのに、なんで痛みが治まらない? と疑問を抱いては先生方に 「なんで?なんで?」 と言い続けていました。 今にして思えば、それは愚問だと恥ずかしくもなりますが それでも、その時の私は本当に苦しんでましたからね~~ もちろん、先生方もその都度 「すぐには良くならないです」 と言葉には出していたけれど、やっぱり納得できなくて リハビリ室でしょっちゅう泣いてました。 先生が箱ごとティッシュを持ってきてくれて 「思う存分泣いてください」って言う日もあったくらい(笑) とにかく、いつも『心が追いつかない』わけです。 いつもいつも気持ちが落ち込んでいる。 そんな中で、週に1度のPT先生との会話は私の心を少しずつ 追いつかせてくれていました。 私の中でなにか大きな問題が起きたとき、すぐに答えを出さないのも PT先生のやり方。(というのをつい最近になって知った) 私の心の 『受け入れ態勢が整うのを待ってから』 答えを出してくれる。 だから素直に受け入れられるのだと思います。 で、その受け入れ態勢が整う間のサポートをしてくれているのが 医師であり、私を担当してくれているリハビリの先生、そして スタッフ全員なのです。 今はすっかり心も安定していて、良くも悪くも変化していく自分の 体のことを前向きに見ていられるようになってきました。 今後は、もっといろんな箇所に問題がでてくると思いますが 今の私ならきっと大丈夫!という自信すらあるくらいですから。 とにもかくにも、なにをするにも 『心のための時間』 が必要だということです。 それは人それぞれ、短いとか長いとかあると思いますし 年齢にもよると思っています。 これが20代の私だったら・・・ もっともっと焦っていたでしょうし、場合によれば自殺なんてことも あり得たかもしれません。それほどに苦しい日々ということです。 今、まさに、その瞬間に立ち止まっている若い障がい者の人も 少なくありません。 その苦しみをどうやったら解してあげられるのか? 正直なところ、答えはそう簡単にはでませんが、それでも前に 進んで欲しいです。 笑顔になれるきっかけが必ずあるはずだと信じています。 PT先生はこんなことも仰っていました 「僕たちは健常の何百倍も努力しなければならない」 ただ、無理をするだけの努力というのではなく なにをどうすれば自分らしく生きていけるのか? それはソフト面でどうにでもなるということなんです。 ハードは『自分自身』 ソフトは自分らしくいられるための『アイテム』。 そのアイテムを探して自分が動きやすくなるためにどうするのか。 その努力。 私ももっともっと努力をして 自分らしくいきるアイテム探しを楽しみながら やっていこうと思っています。 応援ありがとうございます♪ 励みになります♪ お便りはこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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