家庭内単身赴任？オヤジの手酌日記

今晩は。独酌です。

またまたご無沙汰しておりました。

３月度も明日で終了ですが、実質的な業務は今日で終了の会社も多いでしょう。

独酌の会社も昨日までの気が狂ったようなドタバタ振りから一転、大晦日のような空気が漂っています。

新年度の始まりが日曜日だからと言って仕事が無い訳ではありませんが、この連休は久し振りに休めそうです。

何故ならば明日から事務所の内装工事の予定で、既に壁やらドアやらが取り外された建築中…と言うより解体中か…のオフィスの隅っこでキーを叩いてます。

ウチの会社は独酌がいるビルの近所に、もう一箇所オフィスを借りているのですが経費削減の為に来年度から統合する事となりました。
明日は本当の年度末の上に月毎の締めもありますので休む訳にはいきませんが、日曜と振替休日の月曜は工事の為にＬＡＮも切断されるので仕事にならないから出社しなことにしました。

子供が大学を卒業するので、卒業式に託けて従姉妹が上京。
血液の３０～４０％は日本酒で出来ている新潟県人なので当然飲み会。
次の日、死んでなければ墓参りに行って掃除をする予定。

二日酔いでも頑張って行ってこようかな…最近何やかやと色々あったので手ぐらい合わせてくるか…苦しい時の何とやらではありませんが、そんな風に思ってます。

以前にも少し日記に書きましたが、今年度は労務費（平たく言えば社員の給料）を約８億円削る事になりました。



働く時間が減ったから給料も減る…こう言う図式なら納得する人も多い筈。



「残業カット、休みを増やせ、これでＯＫですね？」

…と上層部はお気楽な判断で大鉈を振るってくれやがりました。



で、実務レベルの現場の反応と言えば…



残業カット ＝ サービス残業の増加。



無理を重ねた現場は、二重派遣や偽装委託などの違法行為に奔る嫌いがありますが…正に絵に描いたような悪循環、負のスパイラルへ突入。



段々と騒ぎは大きくなり…



監督官庁やマスコミへの投書や告発。



この手の本を買ってきて斜め読み。
熟読すれば良いのだが、如何せんやらなければならない事が多すぎて時間が取れませんでした。



単に不平不満をブチ撒けるだけの奴、会社を思っての忠告、血が出るような悲痛な叫び、家族の声…色々ありました。

…で、もって、この手の厄介事は独酌の処へ廻ってくるのがお決まり。

会社が変わっても損な役回りは変わらんのだな。

誰が刺した（密告・タレコミ）かは判りませんが、新聞社などに寄せられたものには色々とありました。
社内の情勢にかなり詳しい者が書いた文書、義憤に駆られて、逆恨みに近いもの…厄介なのは会社に関係のない外部の連中が書いたと思われる扇動的な文書。

いるんですよ、この手の労使間の争議が持ち上がると寄ってくる奴らが。
海に広がった血の臭いに惹かれて鮫が集まって来るように、金の臭いがすると集まってくる○○ユニオンとか△△組合とか□□保護団体とか言う胡散臭い連中。
ま、この手の連中は「金にならん」と判断すると瞬きする間に消えますけど。
でも、こいつらに踊らされる社員が出てくるとケッコウ面倒な事に。

出来るだけ親身になって現場の声を聞きながらの調整は、中々上手く行かず難航しましたが、ようやく昨日人件費の減額分、７億６千万円の割り振りを決めました。
全員の希望や不満を聞いていては到底出来ませんから一律で下げた部分と、取れる所から取るの２パターン。

独酌自身も給与を７桁の数字で下げました。（勿論、年収でですよ）
それでも、恨まれるだろうなぁ…ま、一部の上層部と違い、刺されても後ろ暗いとこがないので独酌は平気なのですが…公平に削っても、不公平に剥ぎ取っても喜ぶ奴はいませんからね。

それでも会社本体が潰れたら、文句を言う先も無くなってしまいます。
色々な処から拾い集めた５千人を乗せたこの船を簡単に沈める訳には行きません。
方舟が幽霊船にならないように頑張りますよ。

それよりなぁ…ヨメにどう説明しようかなぁ…
昨日、逃亡先（花粉症が酷く上海へ逃げていた）より帰国したヨメは１週間クシャミに悩まされず安眠できたと機嫌が良いのだが…

「いやぁ～！参った、参った、給料○百万下がっちゃったよ」

なんつってねぇ…怒るかな、やっぱ？

まだまだ悩み続けるオヤジに愛の手を！

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