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カテゴリ:真空管アンプ
オーディオマニアの中でも特に真空管アンプに興味ょお持ちの方ならば、WE300B という真空管の名前は良く御存知と思われますが、このWE300Bは非常に希少かつ高価であり、WE社以外で生産されたコピー品や、後年になって同社に残されていた製造ラインを用いて再生産された物は前者に比べれば比較的入手し易いとはいうものの、私に取っておよそ天文学的数値とも感じられるその価格の真空管を搭載したアンプの価値というものには少なからずも疑問を持っていたのは事実でした。
その様な私は、以前にも著名な真空管アンプ制作者自らの手によるWE300Bアンプをとあるオーディオマニア宅のリスリングルームで拝聴した事があり、その時の接続スピーカーは低域がTADの1601 40cmダブルバスウーハーに、広域はTAD2インチドライバーとマクソニック301ホーンとの組み合わせという事もあり、その耐入力が数百Wもあるスピーカーシステムに対してはどう頑張っても出力が8W態度というWE300Bアンプのドライブ不足は明らかに感じられたのでした。 その様な事情があった事から、その時は当方が持参した出力が格段に大きなKT88の3結ppアンプがそこのメイン機となったのですが、その後に、それまではあまり評価していなかったA7等の高能率スピーカーシステムと小出力真空管アンプを組み合わせを聴いた時の感想が、半導体アンプだけではなく、他の5極管等を用いた高出力真空管アンプとは全く異次元とも感じられた事から、私としての増幅デバイスの特性探求が始まったのでした。 今回のWE300B等の画像は、最近上記の記事とは別な方にお借りして試聴した時のものとなります。 WE 300B真空管 WE 300B真空管アンプ 真空管装着 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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