センバツ6日目
〇関東一1-0別府青山 関東一のエース中村君は力みのないフォームで130km後半が出ており、打ちにくそうな球だった。別府青山は8回の無死1・3塁でのスクイズ見落としが痛かった。 〇浦和学院2-0三重三重のエース三浦君は気迫あふれる投球で浦学打線を中盤までゼロに抑えていたが、8回に2死満塁からタイムリーを打たれて2点を失い、これが決勝点となった。昨年までの浦学は、強い強いと言われながらも甲子園では勝負弱くて勝てないイメージだったが、今年は久々に初戦突破したことで少しは殻を破れたような気がする。 〇大阪桐蔭5-3九州学院桐蔭は4回に2点を先制され、初戦の花巻東戦と同じ展開に。2点リードされた桐蔭は6回、2死1・2塁で笠松君の打席。カウント2-2からの5球目はインコースへのストレート。際どい球だったが判定はボール。2-3となり次の球を笠松君がジャストミートし、レフトスタンドへ。これでひっくり返した桐蔭が粘る九州学院を振り切った。 九州学院エース大塚君は際どい判定の場面で微妙に心が揺れ動いたか。あの場面が試合の明暗を分けた気がする。