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中学一年のテスト結果がわかりました。99点が2人!100点取れなくて本人たちは残念がっていました。でもよくやったと思います。先ほど昨日のコメントにも書いたのですが、本人たちは「自分の間違った部分」をとても気にしています。確かに・・・
同じ99点でも間違った箇所が違う。1人はローマ字の問題でミス、1人は単語の問題でミスです。 その前に愚痴を。今から書くことは僕の私見ですのでいろいろな意見があるとは思いますが・・・中一の英語のテストにローマ字の問題がかなり出たのは何でですかね?ローマ字ってそんなに大事なんでしょうか?いや確かに必要な時がありますが・・・僕はローマ字をそれほど重視していません。なぜなら、小学生の時にローマ字が好きだった子が中一になってからウチの教室に入会した時に英語の単語が読めない書けないからです。ローマ字読みで読んで書くからです。それに・・・例えば「るり色」をローマ字で書いたらruriiroになりますが、これをちゃんと読んだら「るり色」という発音にはならない。しかも、「ヘボン式ローマ字で書け」と書いてありますが、学校ではヘボン式しか教えていない。つまり当たり前のことです。仮にヘボン式じゃなかったとして僕はそれほど問題を感じない。だって例えば「蜂」はhachiですが、hatiと書いてもいいと思っています。それじゃあ「ハティ」と読むじゃないかとなりますが、じゃあ先述の「るり色」はどうなるのさ。むしろhatiよりもruriiroの方が発音すると元の「るり色」から遠いです。ややこしい。そんなのやるならフォニックスの問題でもやればいいじゃん。百歩譲ってローマ字の問題は許そう。それよりも許せないのは・・・リスニングの問題。 「今から言う質問の答えをカタカナで書きなさい」とかいうトボケた問題がある。例えば放送でWhat day is it today?の答えは・・・なんと「イッツサーズデー」と書いたら正解らしい。アホか。僕はよみがなを書かせません。サーズデーって何?木曜日のことならThursdayで、これを正確に表記なんかできません。ただでさえ中学生は読みが下手というか恥ずかしがってうまく英語らしく言おうとしないのにわざわざそれを助長するカタカナを書かせるとは愚か者め。時代に逆行するようなこと子供にさせるんじゃねえ! さて、話を元に戻しますが、ローマ字で間違えたという99点と単語のスペルを間違えた99点は少々意味合いが異なります。それは本人たちがしっかり認識していました。1人は「てんぷら」をローマ字にせよというのをミスしました。もう1人は10月を英語で書くのをミスしました。どちらがくやしい思いをしていたかと言うと・・・単語を間違えてしまった子でした。彼女曰く「ローマ字間違うよりも英語のテストで英単語間違う方がショック」とのこと。なかなかに英語魂のある子です。どちらの子も次は絶対にミスしないぞと言っていました。本人たちが意識をもっているならそれでよし!現状に満足しないこの子達をみて僕は嬉しかったです。「いい点数だよ。ほめてつかわす~!」と僕が言って初めてニッコリ笑ってホッとしていました。もちろんハイタッチ!です。 中学二年生は僕の予想通りの結果です。最高点は学年トップの96点。これはまあいい。本人も満足げでした。間違えたところはテスト中にちゃんと判っていたそうです。それにしても、他の子はもっと実力があるはず。「先生ごめんなさい。先生に注意されたのに言うこと聞かへんかったからやー・・・。」といっていました。そう、レッスン中ちょっと集中力が欠けてるなーと思っていましたが、それが見事に反映されています。問題自体はいい問題でした。それだけに他の子達は5点から10点は高い点数を取って欲しかった。点数点数と点数の話をしているようですが、さにあらずで、自分の持つポテンシャルというのを最大に引き出すこととベストを尽くすことを主眼に置いています。それにやっぱり点数が高いと励みになりますからね。今回はほとんどの子が「自分の点が気に入らない」と言っていたのでこれをちゃんと反省してしっかり次に活かして欲しいです。楽しく厳しくがんばって教えよう。 先ほどリッチーが仕事帰りに寄ってこいつを持ってきました。「いっしょに食べようぜ!」って。うまかった・・・とろけそうでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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