富山県
47都道府県巡り19ヶ所めは富山県。テーマは「高岡市」。JR西日本とあいの風とやま鉄道の駅、高岡駅。スタイリッシュでモダンな駅舎だ。早速、万葉衣装の家持くんが出迎えてくれる。家持くんは高岡市のマスコットキャラクターだ。駅前には、大伴家持(718-785)の銅像がある。高岡は越中国の国府があった場所で、大伴家持は746年に越中守に任命されこの地に赴任してきた。ここ高岡で多くの歌を残したようだ。自動販売機だって家持くんバージョンがある。高岡には重要伝統的建造物群保存地域に選定された街並みがある。そのうちのひとつ、山町筋へ行った。山町筋は土蔵造りの商家が並ぶ。ひときわ目を惹く赤レンガの建物。1914年(大正3)建築の旧高岡共立銀行本店。設計には辰野金吾が監修として関わっている。富山銀行本店としても使われた時期もあるが、本店は高岡駅前に移っていて、今はとってもメタリック。高岡駅の意匠とあわしたのかな。“Bank of Toyama”とある。バンカメか~い!と二人で笑ってしまったのは許してね。高岡駅前から車で25分ほどで日本海に面した雨晴海岸に着く。天気が良くて視界良好なら「海の向こうに立山連峰」という絶景の場所だが、この日は見えず。(11月初旬撮影)雨晴海岸沿いを走るJR氷見線横の「道の駅」には家持の歌碑と芭蕉の句碑がある。高岡を代表する有名人は大伴家持だけではない。藤子不二雄の藤本先生が高岡出身で、安孫子先生がお隣の氷見市出身だ。路面電車の万葉線では、ドラえもんトラムが運行している。家持卿とドラちゃん ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪岩手県 宮城県 山形県 福島県栃木県 神奈川県石川県静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 兵庫県 奈良県 和歌山県岡山県 広島県香川県