北海道コンサドーレ札幌情報
サッカーJリーグ一部の北海道コンサドーレ札幌は1月12日、2018年シーズンから新たに指揮を執るミハイロ・ペトロヴィッチ新監督の就任会見を行った。新監督はまず、今回の就任までの経緯について、次のように述べた。「浦和を去ったあと、 比較的早い段階で野々村社長から 私を獲得したいという話があった。 最初の打診があってから 2、3か月の間に野々村社長、 三上強化部長と会う機会があり、 話を重ねてきたが、 そのなかで彼らから 非常に強い意志と熱意を持って 札幌というクラブを強くしたいという ビジョンを示され、 そのビジョンは私にとっても 魅力的なものだった。 それにぜひ私自身も加わり、 ともに仕事をしたいと思った」浦和監督時代の昨年7月末に、札幌に0-2の敗戦を喫した直後に解任を言い渡されただけに、「(昨年の)札幌の印象を聞かれると、 負けた記憶が蘇ります(笑)」と苦笑を見せた新指揮官だが、昨シーズン終盤戦に見せた札幌の戦いぶりには好印象を持っていたようだ。「シーズン最後の10試合を見たなかでは、 しっかりまとまって 戦っている印象があったし、 非常に素晴らしい試合をしていた。 そうしたなかでチームを引き継ぐわけですが、 昨シーズンよりも 攻撃的なものを落とし込んでいきたい」そう語るように、ペトロヴィッチ監督がこれまで広島、浦和で披露してきたのはポゼッションを主体とした魅惑的な攻撃サッカーだ。札幌でも目指すサッカーに変わりはない。「私は今シーズン、 より魅力溢れる攻撃的なサッカーを 見せたいと思っているし、 昨シーズンより多くの勝点を 獲らなければならないと思っている。 そうでなければ、 昨シーズン率いた(前監督の)四方田さんから 引き継ぐ意味がない」攻撃サッカーへの信念と前年を上回る結果へのこだわりを語った新指揮官。北海道の人々へ「スペクタクルな時間を提供したい」という熱い想いを、ピッチ上に表現するつもりだ。(サッカーダイジェストWEB・13日付けの記事から引用しました。)