エアコンを止め扇風機を使えば節電効果50%――。政府が示す家庭の節電対策を受け、この夏、扇風機はリビングの家電の主役になるかもしれません。そこで新モデルのリビング向き扇風機を紹介します。
扇風機は例年梅雨明けから売れ始めるが、今年は購入を急ぐ人が多く、入荷待ちの製品も。日本電機工業会によると、4月の扇風機出荷台数は2010年同月に比べ2.4倍。あらかじめ中国の工場で生産し、計画数に達したらその年の出荷は終了する季節商品の扱いで、現時点で在庫が少なくなっているメーカーもあります。
>>>「リビング扇F-LN10」東芝ホームテクノ その場の温度と湿度を検知して、風量を自動で制御する機能を搭載。エアコンとの併用で標準などの自動運転モードを選べば、温度や湿度が上がると風量を自動的に強め、逆に温度や湿度が下がると風量を弱める。ほかに「ゆっくり風」も。チャイルドロック、タイマー付き。コードも収納できる。「温度と湿度に合わせて風量を自動調節できる点がいい」、「入り切りタイマーが併用でき、就寝時も節電ができる」。
>>> 「エアマルチプライアーAM02タワーファン」ダイソン(英)
羽根がない扇風機。本体の土台部から吸い込いこんだ空気を輪状の吹き出し口から出す。一定に均等に吹く風は、風量調節ツマミで強さを調整できる。清掃は布でふくだけと手入れが簡単。色はシルバーなど3タイプ。丸い形状のタイプもある。「価格が高い、音が大きいという声もあるものの、一見の価値はある。個性が気に入って買う商品なのでほかの製品と比較できない」。
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