熊本地震で被害を受け,一部不通となっている南阿蘇鉄道 http://www.mt-torokko.com/ の復旧に向け,同社と熊本県南地方を走る肥薩おれんじ鉄道 http://www.hs-orange.com/corporation/outline.html ,くま川鉄道 http://www.kumagawa-rail.com/ の第三セクター3社が,各社共通で1日乗車券として利用できる「くまもと三セク応援切符」を10月8日に発売する。この売上金の一部は南阿蘇鉄道の復旧に充てる。
「くまもと三セク応援切符」は,限定3千枚で1枚3千円。切符(縦10センチ,横15センチ)は,阿蘇五岳を背景にそれぞれのデザインが異なる南阿蘇鉄道,肥薩おれんじ鉄道,くま川鉄道3社の車両を連結した合成写真をのせ,連携をアピールしている。利用期限は2017年9月末までで,南阿蘇鉄道に限り全線復旧後3カ月間使える。
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南阿蘇鉄道(中松~高森間),部分開通-3カ月半ぶり
・ 立野―長陽間で土砂が流入し,寸断された線路 (南阿蘇鉄道ウェブサイト)
熊本地震による線路の破損で全面運休している第三セクター「南阿蘇鉄道」(熊本県高森町,17.7キロ http://www.mt-torokko.com/ )は,比較的小さかった中松−高森間(7.11キロ)の区間で,約3カ月半ぶりに運転を再開した。
地震後観光客が落ち込む中,沿線の南阿蘇村や高森町は阿蘇観光復活のシンボルとして期待している。
◆長陽−中松間(5.85キロ)も1年以内の再開を目指す。
中松−高森間の部分開通を阿蘇復興のシンボルとし,全線復旧に向けては熊本県など関係自治体と連携し,国に財政支援を求めている。立野−長陽間は,橋梁(きょうりょう)やトンネルの損傷が特に激しく,全線復旧には30億〜50億円の工事費が見込まれている。
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(南阿蘇鉄道ウェブサイト)
走るレストラン「おれんじ食堂」
【動画】
>>> -- 肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」は,薩摩川内市と熊本県八代市の間をおよそ3時間かけて走る観光列車です。年間1万1500人余りが乗り,関連グッズを含めた売り上げはおよそ1億3000万円と人気の「走るレストラン列車」です。
好評を受けて,肥薩おれんじ鉄道は,甘夏ミカンやイチゴなど地元のフルーツを使ったスイーツ列車の運行を開始したほか,途中駅での停車時間を長めにした便を設定しました。
◆ 走るレストラン 「おれんじ食堂」 -- 「肥薩おれんじ鉄道」
社内では沿線の食材を使った料理がふるまわれます。木をふんだんに使っ た温もりのある車内にはレストラン の名のとおりダイニングテーブルと椅子が並びます。おれんじ鉄道の魅力のひとつは景色ですが,このペアシートから真正面に景色が広がります。
おれんじ食堂の車両デザインは,九州新幹線や「隼人の風」などを手がけた水戸岡鋭治さんです。
○1号車(ダイニング・カー):指定座席数23席
区間運賃・座席指定料金・お食事・お飲物・停車駅での「食のエンターテインメント」の料金がすべて含まれたパック料金です。
列 車 名 | 区 間 | 大 人 | 小 人 |
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おれんじ食堂1号 | 新八代(10:18発)⇒川内(13:33着) | 12,800円 | 8,200円 |
おれんじ食堂2号 | 川内(14:03発)⇒新八代(17:08着) | 12,800円 | 8,200円 |
おれんじ食堂3号A | 新八代(17:14発)⇒川内(20:00着) | 14,600円 | 9,800円 |
おれんじ食堂3号B
(夕食あり) | 新八代(17:14発)⇒出水(18:36着) | 11,400円 | 7,700円 |
おれんじ食堂3号C
(夕食なし) | 新八代(17:14発)⇒出水(18:36着) | 8,400円 | 6,200円 |
※アルコール類や車内販売、キッチン等での取扱い商品は、別途料金となります。
◆肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道は,九州新幹線の開業に伴い,JRから経営を切り離された八代駅と川内駅の区間で,沿線の自治体などが出資して営業を始めた第三セクターの鉄道会社です。
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