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カテゴリ:独立起業物語
とにかく最後の手段だということで商工会議所に来て見ました。この前のチャレンジ起業相談室はとなり町のちょっと大きな商工会議所でしたが、今回来ているのは、自分の住んでいるところの商工会議所です。
仕事中にこそこそ電話して今日商工会議所によることを告げて、向こうの指定した時間に着たのに何で15分もまたされないといけないのやら。相変わらずお役所関係というのはこんなものですっかりあきれてしまいました。 「ちょっとまってくださいね」といったおっさんがどうやら担当の人らしいが、アドバンス4番を待たしたままぎこちない手つきでパソコンをいじっている。四角い顔で、ちょっとブルドック的ないかつい顔、背は小さくて小太りなそのおっさんは最後の大ボス的な風格十分。 アドバンス4番の敵として不足なし!! ここでおばさんが 「お茶をどうぞ」 といってお茶を出してくれた。 アドバンス4番は 「 とお茶を受け取り我慢の愛想笑い。 とりあえずおばさんが入れてくれたお茶をすすりつつ待つこと15分。やっと最後の大ボスがこっちに歩いてきて、「ご苦労様」といってアドバンス4番の前に座った。 「今日はお金の借り入れの相談と聞きましたが?」 「そうです。実は独立起業を考えていまして。」 ここで相変わらずうさんくさそうにみられましたがもう気になりません。 それにここまで来ればアドバンス4番もなれたものです。一通り説明をして、一通り質問されて、一通り答えて。 ここで一言 「本当にこの仕事大丈夫なの?」と聞かれたので「もちろんです」と答えてやりました。 国民生活金融公庫の書類をもらい、こんな感じに記入してきなさいと説明を受けたアドバンス4番は、家に帰ってソッコウ記入しました。そして次の日には商工会議所にもって行きました。 そこで今度は、その書類に書いてきたことについて一生懸命説明しました。何しろ今はこの大ボスが運命を握っているんだから必死である。この大ボスを倒せば金を借りられると思えばこその頑張りなのだ! いやー、アドバンス4番はがんばったっすよ。とにかくアピールしまくって、息もつかさぬ連続攻撃で大ボスの反撃を許さない。手に汗握り、身を乗り出してがんばりました。 「よし、この一言でフィニッシュだっ!!」 決まったっっ!! と、思った瞬間に最後の大ボスが一言。 「では、この書類を国民生活金融公庫のほうにまわします。そうすると公庫のほうから担当者が来て面接になります。いつがいいですか?」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・面接って?なに? やられました。アドバンス4番は見事にやられました。レベル2ではまだまだ太刀打ちできませんでした。 手に汗握る攻防で最後の大ボスを倒しました!!確かに倒しました!! 「これでおれも!!」 と思った瞬間にすべてが崩れ去ったのです。アドバンス4番が全力を傾けて戦い、そして倒した最後の大ボスは、まったく大ボスなどではなくただの門番だったのです。(泣) 門番を倒し、やっと本丸に入ることが出来たアドバンス4番は、傷ついた体を引きずりながらやっとの思いで家に帰っていきました。 「うぅっ・・・・」 さてさて次回予告 全力を尽くして最後の大ボスと思っていたけどただの門番だった敵を倒したアドバンス4番はこのまま大ボスと戦っても勝ち目はないと判断。町に行き、アイテムとより強力な武器を手に入れて再戦することに! 本当の最後の大ボスとはいったいどんなやつなのかっ? がんばれアドバンス!!負けるなアドバンス!!戦えアドバンス!! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.21 19:45:00
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