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カテゴリ:燃費技/燃費考察
燃費運転の基本中の基本は、燃料をいかにケチるかです。1ccたりとも無駄にしないという執念が必要です(^^ゞ
「一滴たりとも」はEPV師匠がどっかに書いていた言葉ですが、私も最初は「なにもそこまで・・・」と思いました。しかし軽々しく考えていると塵も積もればとなっていきますので、まさにその通りと思います(笑) さて、「一滴たりともガソリンを無駄にしない」ためにも、プリウスのエンジンオンの機構について少し理解しておく必要がありますね。滑空や減速、停止時に強制的にエンジンオフさせるために、EVボタンを大活躍させる場面がありますが、冬はそれを妨げる要因が増えてきます。 (1)暖機アイドリングをEVボタンで強制停止できない状態 1-1) エンジンが冷え切った状態からの起動では、56秒~65秒程度(冬の方が短い) ・冬は50~55mL,それ以外の季節では40~44mLの消費があります。 1-2) 暖機アイドリングをEVボタンで強制停止させて滑空やモーター走行中に、 57km/h以上の速度を出した場合 ・暖機アイドリングは水温が40℃程度になるまで発生します。 ・EVモードは57km/h以上で強制解除されます。 20型初期モデルは60km/hです。 ※起動直後はダウンヒルでもスピードを出してはいけないと思いつつも、いつもやって しまいます。燃費○○○失格です (^^ゞ 1-3) BL4の下限近く(SOC50%未満)以下ではEVモードにセットできない ・EVモード中であれば、BL2(SOC45%)までEV強制解除はありませんが、 一旦、オフにしてしまうとSOC50%にアップするまで再度オンにできません。 (2)半ハイブリッドのエンジン回転をEVボタンで強制停止できない状態 2-1) ジャスト57km/hまでエンジン加速し、57km/hのまま滑空やモーターで 等速走行する場合 ・EVモードにセットできない境界速度かつ半ハイブリッドが中断する境界速度のため ・20型初期モデルは60km/hです。 2-2) BL4の下限近く(SOC50%未満)でEVモードにセットできないとき (3)暖房のためのエンジン回転をEVボタンで強制停止できない状態 3-1) 暖房のエンジン回転をEVボタンで強制停止させて滑空やモーター走行中に、 57km/h以上の速度を出しEVモードが強制解除されたとき 3-2) BL4の下限近く(SOC50%未満)でEVモードにセットできないとき お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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