テーマ:ヨーロッパ旅行(4251)
カテゴリ:旅・散歩・Jazz喫茶
コペンハーゲンでは貧相な食生活のわりに,なぜか体調良好でした。日本にいる時より体調がよかったくらいです。十分睡眠が取れ,快食快便,体も軽い。特に快便に関しては,体に良さそうなものは朝のサラダくらいなのになぜでしょう? 体が北欧にあっているのか? ストレスからの開放か? 北欧と言えば,コペンハーゲンと隣国スウェーデン 第3の街マルメ(マルモ?)は電車で小一時間だそう。スウェーデンには行ったことがなかったので,空き時間を作って出かけました。 ネットで直通電車があると書かれていたのに,実はストライキで今はバスしか公共交通手段がないんだと(橋ができて連絡船は廃止になった)。これに気付くのにしばしかかりましたね。駅に日本のような券売機もなければ窓口も改札もないからです。しかも(ヨーロッパにありがちですが)英語表記がなく表示が読めない。ただ自販機のタッチパネルで直行電車が反転せずに乗車券が買えない現実のみ(苦笑 えぇ,朝9時半にホテルを出て,1時間してようやっとコペンハーゲン空港で連絡バスに乗りましたとも。 大きな橋を渡ると,もうそこはスウェーデン。 国境を越えるからパスポートが必要だと思ったら,チェックは抜き打ちらしい。そういえばデンマークでも電車でも車掌の切符点検は抜き打ちです。それで無賃乗車が見つかると,どえらい金額を取られるらしい。個人の良識と責任で動け,ですね。 それはそうと国境。一応高速道路のゲートみたいなものがあり,私たちのバスは止められました。スウェーデンの国境警備隊でしょうか。ただパスポートチェックはなく,その代わりイヌが車内を…これは麻薬探査犬? しかも一人の兄ちゃんに犬が反応して,兄ちゃんはどこかに連れて行かれてしまいました。ひょええ。 この後どうするんだろうと思ったら,兄ちゃんをその場に置いて,バスは何事もなかったように出発。え? 兄ちゃんの荷物は? 連絡先は? アナウンスも当然ありません。 こういうのはもう日常なのでしょう。乗客は皆無反応だったもんな。 直通電車がなかったのが誤算1なら,バスはマルメへの直通でなく途中駅までだったのが誤算2。歴史ある街のはずなのに,やたら近代的なショッピングセンター(みたいなところ)に着いたから気付きました。どうやらここから乗り換えないといけないらしい。バスの運転手に聞くと「道の向こうのグリーンバスに乗れ」と。 ほう。人のいい日本人はそれを疑いもせずに,来た緑色のバスに乗車。マルメ駅に着いたら降りればいいでしょう。あいかわらず英語表記でないので,行き先もバス停も読めないのです。 ところが,乗ってから気付きました。市内を走るバスは皆緑色じゃないか! グリーンバスの中から1系統2系統のように行き先を選ばないといけないのです。 時既に遅し。途中下車はかえって危険と判断し,終点まで行きましたとも。バス停から察するに,そこはONという海沿いの地区。歩いている人がいない。 iPhoneで自分の場所を確認して,地図を確認して,乗り換えるバスを確認して,ようやっと目的地マルメに着くことができました。ホテルを出てここまで2時間半。長かったね。直通電車が走っていれば,コペンハーゲン中央駅から50分くらいだそうですよ。
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Last updated
July 12, 2014 08:22:20 AM
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