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テーマ:政治について(19785)
カテゴリ:格差社会
あの労働者派遣法の改正が行われたとき、それは決して大ニュース扱いにはならなかった。
たぶんその年の10大ニュースにだって入っていないだろう。 しかしその影響は強烈だった。 企業は待ってましたとばかり正社員採用を控え、派遣社員やアルバイトがとってかわるようになった。 そしてそれとともにワーキングプアやネットカフェ難民なども出現していく。 今までは学生や主婦、高齢者が主に担っていた非正規就労を、自分で生計をたてなければならない人達が担うようになってきたのだ。 「多様な働き方」といえば聞こえは良いが、実態は「企業に都合の良い働かせ方」であろう。 普通、人は学校で学んだ後も、社会人として成長をつづける。 その成長の場が企業であり、組織である。 だから雇用の非正規化は多くの人から成長の機会を奪い、国民全体のレベル低下をもたらすこととなる。 犯罪の頻発、社会モラルの低下、労災や事故の増加…皆、根は同じである。 そして労働契約法の成立。 これもやはり結局は正規雇用の地位を非正規雇用に近づけるだけで、今、日本で進行中の問題をさらに加速させるのではないか。 そんな危惧をいだいている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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高収益の起業の社員は高い報酬と労働組合によって守られていますが、組合に所属しない労働者が圧倒的に多くなすがままの状態にあると思います。
公務員などの中に不相応な所得を得ている「現業従事者」がいるのも問題です。 (2007年11月24日 15時00分23秒)
毎度楽々さん
>高収益の起業の社員は高い報酬と労働組合によって守られていますが、組合に所属しない労働者が圧倒的に多くなすがままの状態にあると思います。 そんな労働者が今後ますます増えそうですね。 労働者と使用者との合意といってみたところで立場は対等ではない。規制緩和は結局は長い時間をかけてつみあげてきた労働者保護のための規制をはずしただけではないのでしょうか。 >公務員などの中に不相応な所得を得ている「現業従事者」がいるのも問題です。 そういえばありましたね。S新聞が主導した給食のおばさんたたき。最近では郵便局の職員たたきでした。 間違っているわけではないのかもしれませんが、庶民が足をひっぱりあってどうするの?という感じがしないわけではありません。 (2007年11月24日 15時15分36秒)
七詩さん
>間違っているわけではないのかもしれませんが、庶民が足をひっぱりあってどうするの?という感じがしないわけではありません。 七詩さんらしくないお言葉だと感じます。社保庁の年金問題なども煎じ詰めれば組合に守られた公務員の問題が核心ではないのでしょうか? 民間は血を流すような努力をしていますが高額の退職金を貰う現業従事者(既得権者)がいる事こそ格差ではないのでしょうか? (2007年11月24日 23時01分53秒)
毎度楽々さん
>民間は血を流すような努力をしていますが高額の退職金を貰う現業従事者(既得権者)がいる事こそ格差ではないのでしょうか? それは否定しませんが批判の矛先がそこにばかりむかうのはどんなものなんでしょうか。 格差と拡大する貧困…そんな庶民の不満の矛先を「楽そうで身分が安定している」郵便局職員に向けさせたのが小泉前総理です。 でもそれで格差や貧困の問題が解決したかというとどうもそうではないみたいですね。 (2007年11月25日 09時58分52秒) |