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カテゴリ:時事問題
昔は町のあちこちにあった英会話学校だが、最近ではあまり見かけないように思う。そういえば「農婆」とかいう差別語すれすれ?の英会話学校のCMがテレビに流れていたが、最近ではテレビCMにも英会話学校というのは見かけない。もしかしてこの業種も不況業種なのではないのだろうか。
恥を告白するようだが、若い頃、英会話学校に通ったことがある。 当時はけっこう若い社員の間で英会話学校に通うというのが一種のトレンドだったように思う。そういえば結婚相手も英会話学校で見つけたとか、さらには英会話学校の講師と国際結婚したなんていう話も聞いたっけ。 なんであの頃の社員は英会話学校に通ったのだろうか。当時は終身雇用や正社員が普通で、しかも会社は右肩上がり、いや会社に限らず世の中すべてが右肩上がりが当然だと思っていたいい時代だった。いつかは会社の国際関連の部署も大きくなるかもしれない、いつかは自分も海外赴任の機会だってあるかもしれない。 まあ、今は昔のことである。 そんな時代には英語の検定試験も話題になった。誰それは何級を目指しているとか、誰それは何級をもっているとか。今では英会話学校がはやらなくなったように、英語の検定試験の話もきかない。こうした検定などを行う業界も苦しいのではないか。でも、こうした試験の目的というのは実用英語の即戦力としての能力を測るもの。それぞれの専門分野の知的潜在力をはかる大学入試とはずいぶん趣旨が違うように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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