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テーマ:政治について(19784)
カテゴリ:時事問題
突然の菅総理退陣…これで自民党はますます盤石に、野党はますます凋落の一途だろう。
選挙を先送りするだけの任期満了直前の7条解散は議論はあるだろうが、国民主権の見地からは次期首相の決まらない選挙よりは新総裁の下での選挙の方がよい。そして誰が新総裁になろうが、マスコミは当初はご祝儀報道をするだろうし、総裁選挙にかくれて野党の影はますます薄くなる。これで野党の失墜は間違いないのだが、これは自民党の総裁選のせいだとばかりだともいいきれない。野党にも問題大ありだと思うからだ。 規制改革推進会議の長が「税金を払わない若者は格差に文句をいうな」という趣旨の発言をしたという。現政権の方向が総裁が誰になろうと「格差拡大、貧困容認」であることは間違いないだろう。それならなぜ野党はそこをつかないのだろうか。今の政権に不満を持っている層が何を望んでいるか、何を問題視しているかということが野党には見えていない。 学術会議の任命拒否とかもりかけさくらも重要でないとはいわないけど、庶民の今日明日の生活には関係ない。ましてや「核兵器反対」とか「憲法9条を守りぬく」なんていうと。はあ?という感じではないか。これではずっとニッチな化石サヨクしか支持しないのは当然だろう。 政府のコロナ対策に不満を持つ人は多いし、生活困窮層も増えている。 そうした人々にストレートに訴えかける言葉をもたない限り、野党の浮上の目はない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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