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テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:パリの休日2007
実は、恥ずかしながら私、「マカロン」というお菓子を食べたことがなかったのです。以前に書いたSadaharu Aokiのケーキにくっついていたマカロンは食べたことがあるのですが、独立した「マカロン」という物体を賞味したことがなく・・・。そんな私がパリのラデュレでマカロンを食すというのはデビュー戦としてはなかなかのシチュエーションだったのではないでしょうか。「パリノルール」に載っている地図を頼りにコンコルド駅で下車し、高級ブランドショップが連なる通りを歩き、憧れのラデュレにたどり着きました。
扉を押して入るといきなり行列。テイクアウトでお菓子を買う人々が並んでいたのですが、行列の横には屏風が立ててあり、サロン・ド・テの中へどうやって入っていったらよいのか見当がつきません。お買い物の列をスキップして前の方へ出てみると、入り口らしきスペースが見えたのでボーイさんに「ドゥ・ペルソンヌ」(2名です)と言って席へ案内してもらいました。サロン・ド・テは以前にSPURに載っていたのと同じ、淡いグリーンの色調で統一され、天井にはルネサンス風の天使の絵が書いてありました。まるで天使さんたちが、「うふふ、ここはマカロンの楽園なの・・・」とささやいているかのようです。広さはそんなに取られておらず、テーブルとテーブルの間がかなり近い感じ。昼下がりだったので、ランチを楽しむ有閑マダムやダンディなおじさまエクゼクティブなどが会話に花を咲かせておりました。テーブルと椅子はとても小さく、特に椅子はクッションもあまり効いていない木の椅子です。高級店なのに、気さくな感じ?ちょっと意外でした。 私は4つのマカロン(フレーバーをメニューから選択)とラデュレ特製ブレンドのアイスティーを、チェコ彼はサンドイッチとミネラルウォーターをオーダーしました。マカロンは10数種類のフレーバーがあって迷った末、ラズベリー、ピスタチオ、シトロン、ローズペタルを選びました。仏語の発音が面倒くさいので、下に書いてある英語を読んで注文したところ、ヴァンサン・カッセル似のイケメンボーイさんが眉間にシワを寄せて不可解な表情を・・・「アン フランセ シルブプレ」と言われてしまいました。(しかし、フレーバーの英語と仏語ってそんなに違うかな?)こちらも仏語で言わなきゃ!とあわててメニューとにらめっこしてしまいました。
すっかりマカロンづいた私は、マカロンマニアさんと言うページを発見。こちらでラデュレはまだ日本に上陸していないという驚愕の事実を知りました。何故箱買いしなかったのだ、自分よ・・・。柱に頭をガンガンぶつけたい気分です。早く来て欲しいなあ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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