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ドクターイワタの認知症・発達障害ブログ~認知症専門外来と認知症専門往診を融合~

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Mar 27, 2022
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 ストラテラ V.S. インチュニブ

ストラテラ投与はノルアドレナリンをシナプス内に増加させます。従って、血圧上昇、脈拍上昇、四肢末端チアノーゼ、弛緩性膀胱、食欲低下などが副作用になります。ストラテラ開始後、尿閉となり膀胱バルン留置が必要になった患者もおられます。シナプス内にノルアドレナリンが増えるとフィードバックによりドーパミン合成が抑制されるためパーキンソニズムが出現することもわかってきました。ストラテラ開始後、転倒して大腿骨頸部骨折を罹患した患者もおられます。以上から高齢者に対するストラテラ投与は10mg(朝5mg夕5mg)が基本で増量するにしても20mg(朝10mg夕10mg)までとすべきという結論に達しました。​
一方、インチュニブ投与はノルアドレナリンを介さずにレセプター伝達を増量します。シナプス後膜にあるα2受容体は、GTP結合タンパク質と結合た受容体で、ノルアドレナリンと結合すると、それに続いて起こる細胞内情報伝達機構により、カルシウムイオンチャンネル(Ca2+)が開きにくくなるように働きます。その結果、細胞が脱分極しにくくなり細胞活動は抑制されます。従って、傾眠、血圧低下、不整脈などが副作用になります。高齢者に対するインチュニブ投与は夕1mgが基本で増量するにしても夕2mgまでという結論に達しました。夜間せん妄や高血圧症がある場合は、インチュニブで同時に治療出来ます。インチュニブは睡眠薬や降圧剤減量することで減薬にも繋がります。
高齢者ADHD/ASDに対するストラテラおよびインチュニブによる治療については詳しい症例検討を行い結果公表しますのでもう暫くお待ち下さい。

桜@藤ヶ丘
桜@藤ヶ丘

桜@藤ヶ丘

桜@藤ヶ丘

桜@藤ヶ丘

桜@藤ヶ丘
​症例報告​

インターネット検索で来院された。既往歴:H29-R1トレドミン25mg、あさひこころのクリニック。物忘れ、易転倒、目線が合わないときがある、振戦、小刻み歩行、右歯車様固縮を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②左>右前頭葉萎縮軽度、③左>右側頭葉萎縮軽度、④左海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、⑥その他  左>右淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:4.5、ピックスコア:2、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)/石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:10/30、近時記憶2/6と中等度低下していた。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にサアミオン10mgを開始した。歩行困難にドパコール100mgを開始、グルタチオン点滴を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:16/30(+6)、近時記憶3/6(+1)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb2.8,TCL170,Hb11.7,Zn46,Ferritin32.5以外異状なし。VitB1=17,VitB12=610,葉酸=4.0。亜鉛欠乏症にプロマック150mgを開始した。

インターネット検索で来院された。物忘れ、易興奮、夜中に隣地の人から盗んだと言われる、夜間せん妄、乳製品で下痢、薬物過敏を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮なし、③右側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮なし、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:5、ピックスコア:1、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)/自閉症スペクトラム障害(ASD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:26/30、近時記憶4/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にルベストPRoDR1Capを勧めた。夜間せん妄にストラテラ10mgを開始した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:30/30(+4)、近時記憶6/6(+2)と治癒状態となり、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Zn73以外異状なし。VitB1=38,VitB12=374,葉酸=6.6。


知り合いからの紹介である。既往歴:北川クリニック①リピトール5mg②アジルバ20mg③プレタール200mg④レミニール8mg⑤カルブロック8mg。物忘れ、膝組み、生真面目、甘い物好き、振戦、歯車様固縮を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②左>右前頭葉萎縮軽度、③左>右側頭葉萎縮軽度、④左>右海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞多数、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:5、ピックスコア:2、レビー小体型認知症(DLB)/自閉症スペクトラム障害(ASD)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7/9、改訂長谷川式:11/30、近時記0/6と中等度低下していた。認知機能低下にレミニール8mg継承、リピトール5mg中止、アジルバ20mg維持、カルブロック8mg中止、フェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にシロスタゾール200mgからプレタール200mgへ変更、ルベストPRoDR2Capを勧めた。BP186/91。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:15/30(+4)、近時記2/6(+2)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。BP176/86。甲状腺正常。一般採血:Alb3.5,Hb11.5,Zn60以外異状なし。VitB1=23,VitB12=246,葉酸=3.6。ビタミンB12欠乏症にメコバラミン1mgを開始した。

親戚からの紹介である。既往歴:時期不明、再生不良性貧血。H4C型肝炎、名城病院。宮永医院①アリセプト5mg②ノルバスク2.5mg③ネキシウム20mg④ムコソルバンL45mg⑤リバロ1mg。物忘れを呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、⑥その他   両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:0.5、ピックスコア:0、混合型認知症(MIX)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DTNC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:25/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。前医内服すべて中止、認知機能低下にフェルガード100M粒4錠を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:24.5/30(-0.5)、近時記憶3/6(+-)と軽度悪化、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.8,Hb11.5,MCV108,Zn66,Ferritin22.3以外異状なし。VitB1=26,VitB12=132,葉酸=6.2。亜鉛欠乏症にプロマック75mg、ビタミンB12欠乏症に毎月シアノコバラミン筋注、メコバラミン1mgを開始した。4か月後、脳梗塞にプレタール50mgを開始した。一般採血:Alb3.9,Hb11.6,,MCV106.1,Zn69,Ferritin27.9以外異状なし。VitB12=339。6か月後、改訂長谷川式:26.5/30(+2)、近時記憶5/6(+2)。

インターネット検索で来院された。物忘れ、食欲低下、幻視既往、右同名半盲、生真面目、語義失語、歩行不安定、振戦、歯車様固縮を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、左後頭葉梗塞、⑥その他  右淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:5.5、ピックスコア:2、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:20/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルガード100M粒1錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にバイアスピリン100mgを開始、ルベストPRoDR1Capを勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+5)、近時記憶4/6(+1)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:TG165,Zn71以外異状なし。VitB1=32,VitB12=386,葉酸=3.9。ビタミンB12低下症にメコバラミン0.5mgを開始した。
立浪中日のスタート~対巨人開幕1勝2敗~
立浪和義監督が決まったとき、暗黒時代が続くと書いた。実際の立浪中日は開幕から大して強くもない巨人相手に1勝2敗の開幕だった。石川 昂弥内野手、岡林勇希外野手、鵜飼 航丞外野手などの若手抜擢は大賛成であるが、今年もタイムリー欠乏症は根強い。今週は第1戦大野雄大投手が6回自責点3、第2戦勝野昌慶投手が6回自責点2、第3戦柳裕也投手が7回自責点5だった。先発投手は最低7回までは投げてほしい。
第3戦の9回表での同点打を打った大島洋平外野手、10回表に逆転打を放った溝脇隼人内野手は天晴れだった。次のDeNA戦は小笠原慎之介投手、高橋 宏斗投手、松葉 貴大投手が順に先発することが予想される。こうやって先発投手だけ見ているとドンドン勝ち星が増えていくような気がする。それ以外にも福谷 浩司投手、岡田 俊哉投手が先発投手として考えられている。
中日ドラゴンズは落合 英二ヘッド兼投手コーチ、西山 秀二バッテリーコーチ、中村 紀洋打撃コーチ、大西 崇之外野守備走塁コーチという素晴らしいスペシャリストたちを集めた。落合博満監督の哲学を学んだ大塚 晶文投手コーチ、森野 将彦打撃コーチ、荒木 雅博内野守備走塁コーチ、小笠原 孝2軍投手コーチ、山井 大介2軍投手コーチ、浅尾 拓也2軍投手コーチ、小田 幸平2軍バッテリーコーチ、波留 敏夫2軍打撃コーチ、渡邉 博幸2軍内野守備走塁コーチ、英智(蔵本英智)育成野手コーチというスペシャリストもいる。
主力の高橋周平内野手およびセットアッパー候補の祖父江大輔投手および岩崎翔投手の怪我が余りにも痛い。管理栄養士が入って食事改革をすべきである。グルテンフリーおよびカゼインフリーダイエットは絶対に実施すべきである。定期的に血液検査を実施して栄養指導を行うことが怪我予防に繋がる。平田 良介外野手が異型狭心症を患ったときにもグルテンフリーおよびカゼインフリーダイエットをすべきであると書いた。怪我予防にトレーニングコーチを​ワールドウィングエンタープライズ​から導入すべきである。また、スコアラーも12球団に対して2名ずつ程度導入して他球団のデータ分析をすべきである。
以上の問題点を改善すれば暗黒時代から脱することが出来るかも知れない。






Last updated  Mar 29, 2022 06:41:57 PM
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