寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

桑田、マイナーには行かず帰国を決断…今後は体と相談
ZAKZAK 2007/08/18
桑田は日本に帰ることを決断した 撮影:米田昌浩

　パイレーツから戦力外通告を受けた桑田真澄投手が１７日、ピッツバーグで会見。マイナーには行かず日本に帰国して、今後の方針を決めることを明らかにした。

　メジャーへの未練は、と問われた桑田は「全くありません」と答え、「メジャーに上がれて本当に充実していた。ただでさえ大変なところ。たくさんいい経験をさせてもらった」と振り返った。また、パイレーツ選手からは、「いろいろお土産をもらった。ぐっと来るものがあった」と話した。

　ジム・トレーシー監督が、桑田がチームの若手に与えたいい影響を考慮し、将来的にパイレーツでコーチなど指導者になってほしいと希望している点に関しては、「ないわけじゃない」と可能性を否定しなかった。

　今後の身の振り方には、春のキャンプ中のケガなど、いつもの年よりはるかに体を酷使したことを考え合わせ、「今年はもうプレーしない。とりあえずは、日本に帰り、体と相談しながら、現役続行か引退かを決めたい」と語った。