2540316 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2020.06.18
XML
テーマ:ニュース(99488)
カテゴリ:時事&立腹
「総理案件」大金動く 広島県連と対立、選挙劣勢覆す 河井夫妻逮捕
毎日新聞 2020年6月18日20時59分

 「応援に来られるのは『安倍晋三事務所の秘書さん』ではなく、『安倍総理大臣秘書』と表現してくださいよ」

 参院選が迫った2019年5月12日早朝、河井案里容疑者の陣営が使っていた無料通信アプリ「LINE」で、選挙戦を取り仕切る夫の克行容疑者のアカウント名「あらいぐま」から指示が出た。翌日に安倍首相の山口県事務所からベテラン秘書ら5人が応援に来る予定で、「全員表に出て拍手で迎えるように」と念押しする細かな気遣いも見せた。

 自民党関係者は、首相秘書の選挙応援は「極めて異例だ」と明かす。前代未聞の選挙戦の背景には、案里容疑者の擁立を巡る地元の広島県連との確執があった。

 18年12月12日、県庁にほど近いホテルの会議室に県連の選対委員を務める県議10人が顔をそろえた。眼下に広島城を見渡せる32階の部屋で向かい合うが、表情は一様に険しい。

 これには理由があった。「参院選で2人目を擁立してもらえないか」。11月下旬、党本部の甘利明選対委員長が県連会長の宮沢洋一参院議員に候補者の一人として案里容疑者の擁立を打診。県連は、6選を目指す現職の溝手顕正元防災担当相の支援を決めており、対応に追われた。

 幹事長を除く出席議員が1人ずつ意見を出し、7対2で反対意見が大勢を占めた。県連には、2議席独占を狙った1998年の参院選で1人が落選した苦い経験がある。当時の失敗を引き合いに出す議員が多かった。克行容疑者から県連に事前の相談もなく、「安倍首相の補佐官だった克行議員が妻の案里議員を強引に推した」との話も流れていた。

「案里さんで行く」対立の構図決定的に
 甘利氏と宮沢氏は19年3月8日、東京・永田町の自民党本部4階の選対委員長室で再び会談。宮沢氏が「県連としては2人目は容認できない」と伝えると、甘利氏は「県連の気持ちは分かるが、本部としては案里さんで行く」と押し切り、党本部と県連の対立の構図が決定的になった。

 「これは総理案件だから」。県連関係者は党本部サイドからこう説明されたという。「官邸の意向」と明かす党幹部も。党本部は「2人当選」を大義としたが、ある県連関係者は「首相が自分に批判的な溝手氏を落としたいだけ」と吐き捨てるように言い、県連は関係団体に案里容疑者を支援しないよう示唆したという。

 県連の支援がない陣営に、党本部から夫妻が代表の政党支部に1億5000万円の巨額の「カネ」がつぎ込まれた。河井夫妻は党公認を得た直後から県議や広島市議、首長、後援会関係者ら94人に総額約2570万円を提供した疑いが持たれており、現金をばらまいて切り崩しにかかった節がある。20年以上克行容疑者を支援してきた男性は「孤立した危機感と党本部からの重圧が招いた結果だ」と憤慨した。

 選挙戦は安倍首相や菅義偉官房長官など党幹部が相次いで来県。現職有利の情勢は一変し、溝手氏が僅差で落選した。「力じゃかなわない。相手は首相だ」。県連関係者から恨み節が聞かれたが、党本部の面目は保たれた。

 参院選後の9月11日に発足した第4次安倍再改造内閣で克行容疑者は法相として名を連ねた。「新しい時代にふさわしい法務行政の実現に全力を尽くす」。就任会見で声高に語った法相はそのわずか9カ月後、自らが所管していた検察に逮捕された。(以下略)

【毎日新聞;元記事はこちら


 ◆この事実をテレビのワイドショーレベルでも大きく伝えて欲しいと思う。ちゃんと取材すればどの局だってこれくらいの裏は取れるだろう。河井陣営の選挙違反は幼稚な総裁の意向で行われたなんて言ってくれなくても良いから、なぜ10人分1億5000万円もの選挙資金が河井案里氏につぎ込まれたのか、その経緯を明るみに出して欲しい。党本部がいかにおかしな決定をしたのか、いかに幼稚な理由で莫大な選挙資金が動いたのか、世間に広く知らしめるべし。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.06.18 23:15:48
コメント(0) | コメントを書く


PR

プロフィール

あならいざぁ

あならいざぁ

ニューストピックス

カレンダー

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.