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テーマ:海外生活(7777)
カテゴリ:中国駐在お仕事
日本式の「なあなあ」管理で行き詰った後。 ISOのやり方を応用したり、従業員達の経験を寄せ集めて 社内管理に段々形が出来てきました。 日常的な管理方法っていうのは、書面で申請を出させる事。 営業や生産、品質管理なんかは仕事の流れが書面で回るので そう違和感もなかったけれども。 それ以外の部分では、例えば: ========= 外出申請単(外出申請書) 用件詳細:●●社とXX社に加工品の仕上げを確認する為に外出します。 予定時間:午後1時半~午後4時 配車 :一台必要。 申請者 :技術部 張●● ========= 請購単(購買申請書) 必要物品:軍手 数量 :10セット 予算 :XX元 必要期限:●月●日まで 申請者 :生産部 王●● ========= 請暇単(休暇届け) 日期 :●月X日~ 月 日 事由 :妻を病院へ連れて行く 申請者 :品管部 劉●● ========= こんな風に、人事や総務も全て書面で管理する事になりました。 その度に竹山さんか大川さんが、 二人共いない時には私がハンコを押す、ようになり。 (休暇届けなんかは当たり前ですが) 意外な事に中国人従業員は、こういう細かい管理方法を 歓迎してくれているようでした。 イチイチ書類を申請して、上司にハンコをもらって動く。 システムに沿って動く、のが公平で安心感があるという意見も聞きました。 * * * * * * * * * * * * * * * * 文房具は最初、自由に取っていい事にしていたけれども、 ボールペンがすぐになくなる(~~) と竹山さんが管理表を作りました。 必要な時に自分で管理表に書いて総務に取ってもらう。 でもこの管理表は「日付」「物品名」「部門と氏名」を 紙に順番に書いていくだけで何も分類されていない。 なので各文具の残数が全然分からないし 全種類をゴッチャに書くので、どの部門や誰が 同じ物品を頻繁に使っているかも分からない。 ただ書くだけで統計も取らない、と言うので。 それならせめて、文具の種類別に紙を分けて、 且つ残数も明記した方が良いのでは? (つまり小遣い帳や通帳のやり方)と 竹山さんに提案はしたのだけれど、何故か竹山さんは首を縦に ふらず、結局は名前を書けば文具取り放題(--; 竹山さんの管理の視点は変わっていて 小さい事に異常にこだわりました。 一番こだわっていたのは、恐らく トイレットペーパー トイレットペーパーは常にカギのかかる物置に入れていて、 掃除のオバチャンがトイレに補充する時は、 そのカギはいつも自分が開けていた。(いない時は私か胡小姐) 補充し終わった後は、減り具合をチェック。 また、どこのトイレットペーパーを買うかは竹山さんの指示。 何故、彼がそんなにトイレットペーパーにこだわるのか 皆目見当もつきませんでしたが。 一度、非常に驚いたのは、 スーパーにあるトイレットペーパーを全種類1ロールずつ買ってきて という指示が出た時。 私「・・・え?(~。~;」 私「・・・何で?(汗)」 竹「・・・・・・」 ようやく聞き出した、その理由は: 面積や紙質を1種類づつ自分でチェックしたい 「~~~そ~んなんワザワザ買って調べる事ですか!? 表示をメモさせてくればいいんじゃないですか!?」 たまらず言ってしまったら、ダンマリで流されました。(ーー; 彼のトイレットペーパーにかける異常な情熱は 私には理解しがたく、 痔でも患っているのだろう・・・ そう思わずにはいられませんでした。 その割には、発票(大事な大事な領収書&請求書)は しょっちゅう失くしてたけど・・・(-。-; 大きい事は抜けていて、小さい事に情熱をかける。 一般的な管理の形はできたけれども その中身は、意味不明な事が多かったです。 つづく。 ↑ 続きが気になる方は一回押してやってください。頑張って書きます。。 竹山さんの管理の視点が分からず悩んでいたら、洪経理が「考えるな。時間の無駄だ。」と一言。 従業員にも苦労したけど、上司(大川&竹山)の意図が分からなくて随分悩みました・・・ さて、次回は、その後も時々あったチクリ(密告)について。 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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