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カテゴリ:あるある大辞典
あるある(2006/6/18放送)「女性の身体総点検スペシャル」より
<恐怖ホルモンの乱れ> ちょっとした変化を身体を感じていませんか? 憂鬱、疲労感、無気力、食欲増加、生理不順・・・ こんな症状があったら 女性ホルモンに異変があるのかも。 女性ホルモンには2つの種類がある E=エストロゲン(卵胞ホルモン) ・女性らいい身体を作る ・新陳代謝の促進 P=プロゲステロン(黄体ホルモン) ・出産準備の身体つくり 2つの女性ホルモンは月経周期と連動している。 28日周期で月初めに月経があるとすると 14日後の排卵に向けてEが増加。 この時期が一番女性が美しくなる時期とされている。 排卵が終わるとEが減少し Pが受精に備え子宮内膜をやわらげるため上昇する。 妊娠がなければEとPは共に減少。 2つのホルモンが急激に減少することで イライラや憂鬱、痛みなどが現れる。 EとPのバランスがとても大切。 ホルモンバランスの乱れには2つのパターン 1)ホルモン分泌のタイミングがずれる 2)ホルモン分泌自体が低下する どちらの場合も 憂鬱、物忘れ、無気力、不眠、肌荒れ、 精神不安、食欲増加、生理不順・・・身体に影響を及ぼす。 あるあるの検査で17人中15人にホルモン異常発覚! 女性ホルモンの分泌異常9人、子宮・卵巣の病気の疑い3人 自覚しづらいホルモンバランスの乱れだが 女性ホルモンの分泌の低下、肌コラーゲンの減少、 骨密度の低下など 確実に身体に影響はでている。 正常に月経が来ていると本人が自覚していても 排卵していない「ニセ月経」の可能性がある。 女性ホルモンが正しく分泌されないということ自体が老化を意味し 逆に 女性ホルモンが分泌されないと老化が加速する。 更年期症状を早めてしまう危険もある。 女性ホルモンの一生 思春期(8才~)成熟期(18歳~)更年期(40代後半)老年期(50代後半) ホルモンバランスが乱れる原因は? 極端なダイエット、肥満、ストレス、不規則な生活・・・ これらの負担がかかると 視床下部は 自分自身の生存を優先させるため 子孫を残すためのホルモン分泌が滞ってしまう。 ホルモンバランスが乱れると周期が乱れたり止まったりする。 その結果 老化が加速する原因となり様々な影響を与える。 <ホルモンバランスの乱れがわかる方法は?>━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 基礎体温をつけることが ホルモンバランスを知る唯一の方法。 基礎体温という言葉は知っていても 自分には関係ない めんどくさいという人が多い。 あるあるで17人の人に1ヶ月 基礎体温を測ってもらったところ 半数以上の人に 基礎体温の異常がみられた。 基礎体温は 低温期と高温期にわかれる。 これを作り出すのがホルモンの分泌。 低温期は 月経初日から排卵までの14日間。Eの影響で低い。 高温期は 排卵から次の月経が始まるまでの14日間。Pの影響で高い。 低温期と高温期の平均差が0.3℃以下。 これらが 25日から38日の周期で現れるのが正常な状態。 あきらかにホルモンバランスが乱れている! 低温期が3週以上!高温期が10日未満!平均差が0.3℃未プロゲステロン満! ■低温期が3週間以上⇒エストロゲンの分泌が少ない。 ホルモン生成の能力が低下して Eが作り出せない場合。 強いストレスで陥りやすい場合が多い。 ■高温期が10日未満⇒プロゲステロンの分泌が少ない。 このままでは妊娠しづらい。 子宮内の温度が上がらず 受精卵が成長しにくい。 ■平均差が0.3℃未満⇒排卵していない可能性がある。「ニセ月経」 出血があるため月経異常と気がつかない人が多い。 閉経前女性の6~7人に1人が この排卵障害の可能性を持っている。 排卵障害のある人は卵巣がんになるリスクをが高い。 無排卵の人の基礎体温表は更年期の人と同じようなグラフ。 無排卵のひとには更年期のような症状が出ている場合が。。。 EとPは連動しており 片方の分泌量の低下を 放っておくとEとPの両方とも低下してしまう。 <基礎体温正しい測り方> 1日の中で最も低い体温が基礎体温 体温計は 婦人体温、婦人用を使用 朝目覚めたら布団から起き上がらないで 毎日同じ時間に計測。 舌の裏に入れて歯でしっかりはさみ固定。 計測表に書き込む。 *睡眠時間が4時間未満だと正確に測れないので注意。 ■楽天「婦人体温計」で検索 ■「体温計」売れ筋ランキング <大豆イソフラボンの摂取上限について>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ ホルモンバランスを改善する方法というと「大豆イソフラボン」 大豆イソフラボンは 体内でエストロゲンと似た働きをするため 女性ホルモンのバランス改善に効果的。 今年5月に発表された大豆イソフラボンの摂取上限は1日30mg 納豆1パック、豆腐1/2丁、豆乳コップ半分 が30mgとなる。 厚生労働省で発表されたのは 食事以外での摂取上限。 大豆食品は 特に制限されたわけではない。 長期的に大豆イソフラボンを摂取したい人は 産婦人科など専門医に相談したほうがよい。 <ホルモンバランスの根本改善>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 大豆イソフラボンの摂取でエストロゲンに不足による 様々な症状は改善できるが これはあくまでサポート。 ホルモンバランスの乱れの根本原因を 改善しなくては真の解決にならない! ホルモンバランス改善法 1)ホルモンの司令塔「脳」にアプローチ 1つの原因はストレスがかかることでホルモン分泌の指令がでないこと。 脳にかかるストレスを解消してホルモンバランス改善?? 昔からの行われている方法「香」 ホルモンバランスを整えるためにアロマセラピーは昔から行われている。 医療の現場でも月経周期などの改善に効果があることがわかっている。 嗅覚は脳に直接働きかけ ストレスを緩和する。 ここちよい香りをかぐとホルモンの分泌指令が正常化。 ホルモンバランスの改善に効果的な精油 ゼラニウム・イランイラン・クラリセージ 脳の働きを活性化しホルモンバランスを改善! ■楽天で「アロマテラピー」で検索 ■「アロマテラピー」売れ筋ランキング 2)女性ホルモンの原料を摂取 そのそも女性ホルモンは脳からの指令を受け体内で作られる。 極端なダイエットをしたり 乱れた食生活を送っていると原料不足! 脳がいくら指令を出しても女性ホルモンの生成低下 ホルモンバランスは乱れる。 女性ホルモンの原料は「コレステロール」 体内で利用されやすい不飽和脂肪酸を摂取すると乱れを改善できる。 良質なコレステロール DHA、EPA、αーリノレン酸などの不飽和脂肪酸 ■DHA、EPAは 青魚に多く含まれる成分 1日の摂取目安1000mg サバ切り身1/3、マグロ刺身1切れ半、キンキ切り身1/2 はまち刺身2切れ、サンマ1/2尾、イワシ1/2尾 ■αーリノレン酸は ナッツ類に多く含有 特に含有量が多いのは「胡桃」 胡桃の1日摂取目安20g(片手にすっぽりおさまる程度) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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