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カテゴリ:あるある大辞典
あるある(2006/7/2放送)「太る原因は夏の過ごし方」より
食べる量が増えていないのになぜ太る?! その主な原因は 基礎代謝量の低下。 基礎代謝とは生命維持のためのエネルギー消費。 エネルギー消費全体の60%を占める。 基礎代謝は10代をピークに 年齢とともに減少。 にもかかわらず 若い頃と同様に食べていると 消費しにくくなった分 どんどん太りやすくなる。 生活は変わっていないの太っていくというわけだ。 太っていくのには スタートラインがあった。 夏場の生活が中年太りのきっかけを生む。 夏は汗をかくから痩せると思っている人が多い。 外部からの刺激(暑さ)の汗と 内部から(運動)の汗は 種類が違う。 外部刺激の汗は「嘘の汗」と言われている。 運動の汗⇒体内(筋肉)で作られた熱を外に出すための汗 暑さの汗⇒暑さで体温があがらないように調節するための汗 暑さから身を守る効果はあっても エネルギー消費にはならない! 基礎代謝量は夏下がって 秋戻る特徴がある。 夏代謝を下げ過ぎてしまうと 秋冬 元に戻らずに 加速度的に代謝が低下し さらに太りやすくなってしまう。 年々太る原因は 夏に代謝を下げ過ぎることにあった! <夏に低下する第2の代謝>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 夏は基礎代謝が変化する。 気温が高い夏は体温維持が簡単。 夏はあまりエネルギーを消費しなくてすむ。 そのため夏は基礎代謝量が10%低下。 寒くなるにつれ元に戻るという習性が誰にもある。 夏場に代謝量を下げすぎてしまうと秋になって戻らない。 長い間代謝が戻らないことがきっかけとなって中年太りになる。 なぜ代謝が下がりすぎてしまうのか? 60%生命時の基礎代謝をベースに 家事などの生活活動代謝、これを第2の代謝という。 第2の代謝も基礎代謝と同じく 夏だけ下がって損をしている。 原因は発汗などによる水分不足。 水分が少なくなると筋肉の中でエネルギーが作りにくくなる。 夏場寝ている時に足がつるのは 筋肉の水分が不足し 正常に働けなくなっている。 筋肉は70~80%が水分。 化学反応には水分が不可欠、化学反応によってエネルギーを産生。 筋肉の水分量が低下すると燃焼効率が悪くなる。 水分不足のまま活動すると損! 夏は1日5~10リットルの汗をかく。 冷房環境下にいても1日1リットルの水分を蒸発する。 喉の渇きを感じた時点で 2~4%の水分が損失。 加齢と共に喉の渇きに鈍感になるため 年齢が上なほど水分が足りなくなる危険がある。 夏の間 脱水状態が続くと エネルギーを使わなくなってしまう という形で基礎代謝が下がってしまい 消費エネルギーが少なくなる。 脱水が続くと細胞萎縮⇒エネルギーを燃やせない筋肉になる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 夏の水分不足 生活活動基礎代謝(筋肉)には水分が不可欠 不足すると燃焼効率が悪くなり太りやすくなる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ <夏に低下する第3の代謝>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 水分不足で大幅に下がってしまう基礎代謝。 さらに夏下がってしまう代謝がある。 それが第3の代謝である食事代謝。 食事は栄養補給だけではない。 食べ物を噛んだり 砕いたり エネルギーを分解・吸収されるさいにエネルギーを消費する。 食事代謝が高ければ摂取カロリーの多くが消費されるため太りにくい。 夏によくあるさっぱり系の食事が落とし穴! メニューによって食事代謝はどう変わるのか? そうめん1人前578kcalvs牛ひれステーキ578kcal エネルギー消費量の比較実験 そうめんの方が食事代謝が低かった。 夏によく食べる食品が食事代謝が低い! 夏の食事は やわらかい食事が多くあまり噛まず 消化もよい。 胃腸の負担も少なくあまり動かず エネルギー消費も少ない。 夏場の冷たいものや柔らかいものは ノルアドレナリンの分泌も多くない。 食事のエネルギー量を減らしている。 食事をすると交感神経が刺激され 視床下部はノルアドレナリンを分泌 全身の細胞の活性を高め エネルギー消費量を上げる働きがある。 ■ノルアドレナリンを分泌を促進する食事 熱いもの・辛いもの・固いもの・タンパク質 ■ノルアドレナリンの分泌が少ない食事 冷たいもの・柔らかいもの・糖質 ノルアドレナリンの分泌が少ない食事を続けていると? 交感神経系の反応が悪くなり ノルアドレナリンの分泌も低下したまま 交換神経は鈍ったままノルアドレナリンの分泌が減少。 食事のエネルギー消費量も低下したまま。 食事代謝量は戻らずさらに太りやすい体質になる! カラダに脂肪がつくと内臓脂肪による動きの遅れが出てくる。 内臓脂肪が増えると胃腸が圧迫され動きが鈍くなる。 肥満は悪循環を招く! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 夏の食生活 冷たいものや柔らかいものは 胃腸が活発に働かないため食事代謝が低下する ノルアドレナリン 全身の細胞の活性を高めエネルギー消費量を上げる働きがある 咀嚼回数が少ないなど分泌が減少すると エネルギー消費量も低下し太りやすくなる ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ <太らない4つのポイント>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆*☆ 朝代謝を上げておくと 1日代謝を高く維持できる! 下げてしまった2つの代謝を取り戻すことができる! 夏の朝の過ごし方その(1)生活活動代謝アップ編 「起床後 コップ1杯の水を飲む!」 夏場の起床時は寝汗で水分量約1.5リットルが失われている。 筋肉の脱水状態。そのまま動いても生活活動代謝は上がらない。 起床後にこっぴ1杯の水を飲むと 筋肉の脱水状態を解消。 さらに水を飲むことで刺激が脳に伝わり 体全体の細胞が目を覚まし 生活活動代謝が高まる。 水の温度は10℃前後が適温(冷蔵庫から出してすぐ) この温度が筋肉にいち早く吸収してくれる。 水分と共に失われるナトリウムが入ったミネラルウォーターがより効果的。 脱水状態に陥りやすい夏は こまめな水分摂取を心がける。 喉が渇く前、出かける前・・・熱中症の予防にもなる。 夏の朝の過ごし方その(2)生活活動代謝アップ編 「内モモしめ運動=内モモに力を入れる運動」 朝の歯磨きでも代謝アップ! 多くの筋肉が連動 たくさんの筋肉が動くことで生活活動代謝を高める。 「内モモしめ運動」 両足のカカトとヒザをくっつける。 ヒザを曲げる時に内モモに力を入れる。 ひざを伸ばす時に力を抜く。 1秒おきに繰り返す。 毎朝 1分間以上続けると効果的。 夏の朝の過ごし方その(3)生活活動代謝アップ編 「朝食をきちんと食べる」 朝食抜きは損をする! 1日の中では朝とる食事は最も食事によるエネルギー消費量が大きくなる。 食べるものにもポイントが! 「食パン⇒フランスパン」のように咀嚼回数が多い食品は 脳の視床下部を刺激 ノルアドレナリンの分泌が増加 食事代謝が高まる。 白米⇒玄米 咀嚼回数が増加 夏の朝の過ごし方その(4)生活活動代謝アップ編 「熱いお茶を飲む」 ノルアドレナリンは食後30分から減少、それを防ぐものは「お茶」 お茶に含まれるカテキンには ノルアドレナリンが減少するのを抑える働きがある。 朝食に限らず こまめにお茶を飲むと食事代謝が持続する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.03 22:02:24
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