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カテゴリ:憲法に守られた平和
私大の前納金訴訟で、最高裁で返還命令が出ましたね。しょうがないとあきらめていた制度だけど、2001年4月に施行された消費者契約法は、消費者を守るために、あらゆる契約に適用されるのだそうです。ちょっとは親もほっとするし、子ども達もちょっとチャレンジの枠が広がったかも。がんばってね。
法律は身近なところで機能しているんですね。 ところで、法律で思うのですが、昨日書いたジョン・ブラウンのこと。 ♪ジョンブラウンは奴隷の解放に ジョン・ブラウンは奴隷の幸せに ジョン・ブラウンはいのちを捨てたけど 心はここに (ごんべさんの赤ちゃん、またはおたまじゃくしは蛙の子、の曲、運動会の応援歌も) 彼は、裁判で死刑になったんですよね。黒人が奴隷だったときの法律で。 ハワイ王朝も、議会制民主主義にのっとって合法的に乗っ取られた・・・と考えると、法律の怖さと実効力、その根本精神である憲法の大切さを、感じますね。今、いいとされているものが、憲法が変えられることによって有罪になることも出てくるのです。しかも、今は憲法で縛られている者たちの不利益に関することに・・・。 書きたくはないんですが、郵政民営化の造反議員の復党が決まりましたね。12人のうち、復党の条件である誓約書を出さなかった平沼氏以外の11人が。 しかし、平沼の誓約書を出さない理由が 「変な形で戻っても主導権を発揮できない」からというのは怒りより先にお笑いです。議員の身分をなんだと思っているんでしょうね。心になくても、見栄でもいいから、せめて郵政民営化の弊害を語ってほしかった。 東京新聞の社説は 『ここで復党して男を下げては、党内外で実力者として評価されなくなるという意味だ。 平沼氏を含め、復党願いを出した12人の念頭に、1票を投じてくれた有権者の気持ちを察する、謙虚さはあっただろうか。いずれ忘れるとでも踏んでいるなら、思い上がりもはなはだしい。』 と、書いています。 彼らは復党によって助成金の分配や企業献金をもらいたい、党は、彼らの組織と集票力が、来年の参議院選挙のために必要だった。 それから、ずっと前に彼らがお手盛りで決めた政党助成金は、1月1日の議員数で決まるのだそうです。だから今、手を打っておく必要があったんですね。 正義も理想も、思いやりもない、汚い人たちが政治の主導権をにぎっている世の中。それが、もっと幅をきかせるようになる、教育基本法改悪と、憲法の改悪に反対です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.28 10:18:08
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