プロフェッショナル仕事の流儀(2) 年間100冊93冊目
プロフェッショナル仕事の流儀(2)著者: 茂木健一郎 /日本放送協会 出版社: 日本放送出版協会 サイズ: 全集・双書 ページ数: 167p 発行年月: 2006年04月 プロフェッショナルでの佐藤可士和さんの回がどうしても気になっていて、丁度、レストラン改装におけるプランニングの最終の詰めに煮詰まっていたので、何かにすがりたい気持ちで注文しました。購入のタイミングとしては、10月末でした。DVDと共に購入です。本当に何回も何回のDVDを見て、何か盗めるところは無いのかと必死でした。 本を参照しつつ映像を見て、インスパイアされた後にデザイン本を眺める。僅かなヒントでもいいから、何かを得るために必死の毎日でした。また同じ時期に、デザインに至るアイデアの作り方・伝え方の御指導を専門家の方から頂いたこともあり、本とDVDと資料とで、素晴らしい相乗効果が生まれたような気がします。 今考えると、ほんの4ヶ月前だとは思えないほど、はるか昔のことのように思えます。つい最近、またDVDを見たのですが、何年かぶりに見たような本当に懐かしい気分になりました。 大切なのは、とことん突き詰めて考え抜くこと。論理の極みを尽くした後に、論理を超えたところで本当のコンセプトが得られるのかもしれません。CON=ぎゅっと詰まった CEPT=考え素晴らしいアイデア・コンセプトは、巨大な惑星が凝縮されることで、とんとでもない引力(attract=魅力)を持つブラックホールのようなものなのかもしれません。コンセプトが出来た後も、検証・論証を繰り返して、そのコンセプトが正しいのかをひたすら問い続ける。そこまでやるからこそ、アイデア自体に迫力が生まれるような気がします。田坂氏の「なぜ、時間を生かせないのか」にあったのですが、時間を活かすために必要なのが、集中力であり、その源になるのが体力だと。深夜にまで及ぶ会議の終盤においても、しっかりと考え続けられる体力があるのかが勝負になってきます。佐藤氏からも感じたことですが、アイデア生み出すことは、完全な体力系のスポーツです。参考ブログはこちらです。(1)まずは言葉ありき Mar 15, 2006(2)プロフェッショナルの流儀 Nov 4, 2006これは、日記の書くのを忘れていた本でした。ブログを見直して気付いての日記です。残り7冊です。