松山南予間鉄道・バス利用促進実証実験
高速道路の実証実験は、無料化ということもあり華々しく打ち出されています。実は、鉄道の利用促進実証実験も行われています。題して「ええとこ南予キャンペーン」私ども八幡浜センチュリーホテルイトーも、鉄道利用促進のためのコンテンツを提供させて頂いております。食事メニューは「海鮮ちゃんぽんと八幡浜のソウルフードづくし」海鮮ちゃんぽん八幡浜風いなり寿司フグの唐揚フカの湯ざらし小鉢デザート・コーヒー上記がセットになった御膳です。一品一品の力を注いでいるのはもちろんですが、若い方が来た時のためにボリュームをかなり満点にしております。通常なら3,000円相当のお食事ですが、JR代金と一緒になってかなりお安い料金となっております。ちなみに松山からだとお一人5,100円です。このメニューの中で、八幡浜市外の方々から「斬新だ!!」とのお声を頂いたのがこの「いなり寿司」私たち八幡浜人にとっては、ごくあたりまえの形。でも外部の方にとっては、かなり珍しかったようです。先ずは、いなり寿司の置き方通常のいなり寿司は、「お揚げ」が上でご飯は隠れた状態です。東京や大阪でもそうでしたし、お隣の大洲市の飲食関係の方に聞いても同様でした。そして次に驚きの声が聞かれたのは、ご飯がちらし寿司だということ。これは南予では普通かもしれませんが、よそで食べる「いなり寿司」は単なる酢飯だけのパターンが多いような気がします。そして他の所の「いなり寿司」と大きく違う点が、削り蒲鉾がのっていて色目がいい点です。以上の3点のご指摘を頂いた後に、まさかそんなに驚かれるとは思わなかったので、逆にこちらが驚いてしまいました。「わかもの よそもの ばかもの」これが「街おこし」や「ご当地グルメ」の原点ですが、「あたりまえ」の素晴らしさを教えて頂ける「よそもの」視点の重要さを認識した出来事でした。「いつまで若い気持ちを持ち続けられるのか」「いつまで計算を度外視した馬鹿な行動を続けられるのか」「いつまで地域を相対化した視点で見つめるよそものでいられ続けるのか」改めて、胆に銘じておきます。