テーマ:食べ物あれこれ(49925)
カテゴリ:ひとり言…
前回の記事で原価率のお話を少ししました。
原価率にふれておいて、大事なことを書き忘れました。 歩留まりです。 歩留まり…とは? 辞書でひくと… 『加工した時の、原料に対する製品の出来高の割合』 とあります。 これでは、わかりにくいので… 僕なりに簡単に説明します。 例えば、1キログラム 1000円のお肉のかたまりがあります。 すぐに焼けるように整形してありません。 脂もスジもついています。 脂もスジも取り除きました。 脂とスジの重さは、半分の500グラムでした。 実際に焼いて食べるところは、500グラムです。 …ということは、この肉の歩留まりは、50%です。 脂とスジは、他のスープとかに入れて、無駄がないとしても… 明確に原価率に反映するとは言い切れませんので、この分はメニューの原価率に考えないことにします。 …とすると、このお肉の100グラムあたりの価格は、いくらになりますか? 1000円×(1000グラム÷500グラム) 200円です。 このように魚や野菜なども歩留まり計算をして、価格を算出してから、原価を割り出します。 これが材料費です。 原価率の計算式は… 材料費÷売価=原価率 材料費が300円かかるものを1000円で売ると原価率は? 300÷1000=0.3 0.3を率になおして100をかけると…30% 答えは、30%です。 飲食店の原価率は、こんな風に計算します。 月単位、年単位の原価率を計算するには、たな卸しをして算出します。 これは、どこの業界でも一緒ですよね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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うちは人件費が高いし部品の仕入れも高いから歩留まりは悪いです(^^ゞ
(2007.09.07 10:10:13)
ぜんさん
>うちは人件費が高いし部品の仕入れも高いから歩留まりは悪いです(^^ゞ *************** 利益率が良くなくても、ぜんさんの人柄で人が集まり、色々な仕事が舞いこんでくるのでしょうね。 ブログも以前は、コメントが少ないとお嘆きでしたが… 今では、お返事を書くのも大変だろうな~ …と思うほどの数ですね。 うちのブログにコメントをよせてくださるのは、ぜんさんと数人のブログ友達だけです。 ぜんさんのブログと本当に対照的ですね…笑。 (2007.09.08 02:11:58) |
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