テーマ:ひとりごと(15092)
カテゴリ:ひとり言…
『腐っても鯛』という諺(ことわざ)は、ご存知の方も多いと思います。
鯛(たい)は『魚の王様』と呼ばれることから 優れたものは落ちぶれても価値を失わないという例えです。 でも、どんな魚や肉でも腐れば食べられなくなり… 価値を失ってしまうと思うのですが…。 違いますか? 腐った鯛を安全に美味しく調理する天才料理人っているのかな? …ふと、そんなどうでも良いことを思いました。 残念ながら僕にはできません。 うちのお店では、どんな素晴らしい天然の真鯛でも… 『腐っても鯛』とは言いません。 『腐ったらゴミ』 これが、うちの店の必然です。 鮮度が落ちないうちに調理して… 美味しく召し上がっていただきたいと思っております。 そして、僕も世の中や社会がどうなったとしても… 腐ることなく… がんばっていきたいと思っております…笑。 潮の流れの速いところにすんでいる魚は、尾びれも長く… 逆流にも負けず、身がしまっていて美味しいのが特徴です。 逆に養殖で育った魚は、潮の流れのゆるい囲いの中でぬくぬく育つので 尾ひれも短く貧弱で、眼もぼやけて甘ったれた眼をしています。 大相撲の横綱だった人は… まちがいなく立派な鯛だったと思います。 で~も… 元横綱の曙を『腐っても鯛』と呼ぶ人はいません。 ボノちゃん…でっす! わけのわからないインリン様とかにくっついて、赤ちゃんのおしゃぶりをくわえています。 これでいいのか?大相撲! …と情けなく思いますが、仕方がありません。 曙と宿敵とまでいわれた若乃花と貴乃花が可愛そうです。 腐っても鯛! …今、この言葉を使う人は、少ないですね。 腐ったらゴミ! …僕は、この言葉を良く使います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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